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7月30日(火)函館−登別−札幌 | ||||||||||||||||
ホテルを8時出発。 函館から高速道央自動車道に乗るまでの道のりが長かった。 結構かかった。 道央自動車道。 高速は長いこと1車線だった。 それじゃあ追い抜けないじゃないかと思っても、走っている車はほとんどなかった。 国縫ICから乗って虻田洞爺湖ICで降りる。 有珠山西山火口散策路。 有珠山は2000年まで8回の噴火を繰り返してきたそうだ。 散策路が整備されていて、もくもくと噴煙あがる火口を間近で見ることが出来る。 火山灰により倒壊した建物もそのままあり、それを含めて観光できるようになっている。 やはり遠足のガキがうるさい。 | ||||||||||||||||
地獄谷。 有珠山から再び高速に乗って登別東ICで降りる。 登別の有名な観光地だ。 いっきなりキツイ硫黄の匂い。 くっさー。 まさに迫力の地獄図。 閻魔様と鬼が出て来きそうだ。 さすがの奇怪さで有珠山とは大違い。 わき出た熱湯を飲んでみる。 鉄臭く、しょっぱい。 てつじょっぱい味である。 頻繁に地底から火山ガスが吹き出ている。 | ||||||||||||||||
大湯沼。 地獄谷からちょっとした距離にある大湯沼。 ここもすごい。 吹き出た熱湯が沼になっている。 不気味な色の沼で今にも沼から鬼が出てきそう。 怖えー。 | ||||||||||||||||
倶多楽湖(くったらこ)。 まんまる湖だ。 カルデラ湖。 海や川などと繋がっていないCLOSEされた湖をカルデラ湖というのだ。 コバルトブルーの美しい湖である。 倶多楽湖をぐるっと一周する。 この写真ではまんまるさはわからんけどね。 | ||||||||||||||||
再び高速に乗る。 札幌に行く。 住所が「北1西3」と、なにやら碁盤のような呼び方。 これはわかりやすい。 なんて便利なんだと思った感動した。 時計台。 札幌の有名な観光地であるが、 期待外れ観光地としても有名。 うーむ、確かにこれは期待外れだ。 分かっていたけど・・・。 | ||||||||||||||||
さぁ、今日の観光もこんなもんだろう。 ホテル探しだ。 公衆電話のタウンページでホテルを探す。 素泊まり3800円、やっすー。 ここに決定。 住所は北12西3。 地図見なくてもわかる。 しかし、一通だったり、北12西3の交差点がいくつかあって結局わからん。 telしてオバちゃんに案内してもらう。 ホテルのオバちゃんに案内されて到着。 うわ、ボロ。 ボロアパートみてぇ。 おばさんとその母親のばあさんが経営しているようだ。 6畳一間の和室。 テレビのリモコンのボタンの間の溝にホコリがびっちり。 こきたねー。 あれ、トイレもフロもねぇ。 共同か、ホテルでなくて旅館なんだ。 トイレは共同。 部屋は2階なんだけど、2階のトイレに洗面所もねえ。 トイレの入り口に白い洗面器に水がはってあるものがある。 学校の保険室にあるヤツだ。 これはヒドッ。 クーラーもねぇ。 これはまずいんじゃないの? と思ったら扇風機があった。 汚い扇風機だ。 洗面所は一階にある。 フロは共同。 テレビ「サバイバー」を見る。 見終わって20時。 札幌の街を闊歩する。 晩飯を食うのだ。 なかなかいい店が見つけられずに札幌駅まで来てしまった。 カニの専門店は1人前7,000円とかしやがる。 それは高い、そんなの食えるか。 居酒屋ばっかり。 普通の居酒屋に入ってもなぁ。 と、刺し身居酒屋というのを発見。 北海道っぽい。ここに決定だ。 チン入するとすっごくうるさい。 居酒屋だからな。 オレは一人でさびしく鎮座。 ウーロンピッチャー。 いくら丼。 知床どりの串焼き。 タラバがにの刺し身。 を頼む。 かにの刺し身は失敗。 ニュルニュルしてダメだ。 うわー、刺し身にするんじゃなかったー。 バカだ、オレはバカだ。 980円損した。 いくら丼はいまかった。 めちゃくちゃうまかった。 ぷちぷち感が全然違う。 ぷちぷちではない、プッチプチである。 いや、プッチプチではない、むしろプッチモニである。 プッチモニはやっぱり市井がいた初代が一番だね。 ちょっともったいないが、刺し身じゃないカニを頼む。 タラバがにの足(ボイル)。 おープリプリして食べるところがたくさん。 家で出るカニは細くて食べる所がちょびっと、食べにくいし。 それに比べれば全然違う。 しかし、惜しいかな、もう満腹なので全然うまく感じない。 うえー、もうカニはいいですぅ。 晩メシに4,000円もかけてしまった。 でもいくらとカニを満喫できたのでいいや。 フロが22時までなので早歩きで戻る。 21:30になんとか到着。 着替えを持ってフロ場へ。 フロから出たおっさんと脱衣所で鉢合せになって、なんとも気まずい。 でも浴場はオレだけ。 3人くらい入れる大きさだ。 うおー、疲れているのもあるが、フロで足が伸ばせるのは快感である。 急いで洗って、歯も磨いて10時前にちゃんと出る。 さて、明日は・・・。 なんか天気悪いみたいなんだよな。 一気に宗谷岬か? などと明日の予定を考える。 | ||||||||||||||||
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夜中、BSマンガ夜話やっていた。 わたしはこの番組がスキである。 でもこの番組って知らないうちにやってるんだよなー。 ワンダー・スリーで手塚治虫をやっていたので、見入ってしまった。 濃いマニアな話がいいんだよなぁ。 次にナニワ金融道。 これまた見てしまった。 なにすんねんという感じで3:10になってしまった。 もうこんな時間か、寝なきゃ。 寝る前にトイレに行こう。 トイレにたつときは、部屋のカギをしめて、キーを持ってトイレに行く。 部屋のカギをロックしてドアを閉めればカギがかかるタイプ、カギをかけるのにキーは不要。 貴重品があるので面倒だけど、トイレに立つときは必ずカギをかけて出るようにしている。 トイレに行って用を足して部屋に戻ると、カギが開かない。カギ穴にすら入らない。 あれ?なんで? よく見るとそれは車のキー。 そう、部屋のキーでなく、車のキーを持ってきてしまった。 部屋のキーはカギのかかった部屋の中だ。 がーん。これはとんでもないことになった。 オレは部屋に入れなくなってしまった。 あまりのショックで頭に血がのぼった。 時間は午前3時。 ホテルのおばさん呼ぶ時間じゃない。 がっぴーーん。 踊り場にソファがあったので、そこで寝る事にした。 寒くもないし、暑くもないのでよしとするか。 ソファがあったよかったわ。 でもテレビつけっぱなしで、携帯で7時に目覚ましが鳴る。 メロディはモー娘。の「Mr.Moonlight」 他の客に迷惑じゃないか?とそれが心配。 モー娘。は恥ずかしいんじゃないか?とそれも心配。 もっと大きな心配は合鍵ってちゃんとあるの?ってこと。 ボロホテルだからなー。 もしなかったら・・・ ドアの窓壊して開けるとか。 カギ屋を呼ぶとか。 その時にかかる費用はオレ持ち? 心配症のオイラはいろんなことが思い浮かぶ。 慎重なオイラがこんな不注意なドジを犯すのは久しぶり。 ソファじゃあなかなか眠れない。 それでもちょっと寝る。 時計がないから時間がわからない。 モノ音がするたびにホテルの人かと思い、下に降りる。 上半身ハダカの男だった。なんだ客か。 しばらくしてまた物音。 今度はと降りると腰の曲がったばあさんだ。 その旨言うと、「えー、カギ持たずに閉めちゃったのー?カギあったかしら?」とばあさん。 オイオイ、合いカギがないなんて言わないでくれよ。。 お菓子の空きバコにイロイロな号室のカギがあり、探してくれる。 「コレじゃないですか?」とオレが先に3という札のカギを見つける。 あった。 いあ、待て。喜ぶのはまだ早い。 果たしてこのカギでホントウに空くのか? ガチャ。開いた。 3号室に入れた。 よかったーー、部屋に入れたー。 時間は6時。 3時間おんだされていた事になる。 ソファで2時間は眠れたのかな。 しかし、部屋に戻ってからは逆に眠れなくなっていた。 足を伸ばせる快感は得たが、マクラが変わったせいか。 ソファはクッションがあって柔らかだったからな。 まったくヒドイ目にあったものだ。 | ||||||||||||||||
函館→虻田→登別→札幌 走行距離:372km | ||||||||||||||||
※ 高速代はハイウェイカードを使用。 |