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8月02日(金)旭川−大雪山−美瑛−富良野 | ||||||||||||||||||
朝風呂でトロン風呂に入る。 朝風呂はいいねぇ。 なんかシャキッっとした。 8:30にホテルを出る。 今日はいい天気だ。 三浦綾子記念文学館。 三浦綾子の全作品、三浦綾子年表、生原稿、取材ノート。 それと中学2年の頃の学校の課題として提出した論文(井伊家の幕末時代の思想)中2でありながら文才ありあり。 氷点で懸賞小説の大賞を受賞したとき、綾子は「ただの雑貨屋の女主人」であったが、まあそのとおりなのだが、幼少から非凡であったということだな。 氷点の当時としては破格の賞金一千万円の読売新聞社賞受賞の新聞記事など。 などの生ツバものの資料ばかり。 思いっきり見入ってしまった。 塩狩峠の映画のビデオを上映していて、ちょっと見た。 まさに列車に飛び乗るところからだった。 最後まで見たら泣いてしまった。 三浦綾子記念文学館は外国樹種見本林の中にある。 すらっとスマートな木ばかりの見本林とその奥に流れる美瑛川は三浦綾子の代表作の「氷点」にも登場する。 綾子の出身が旭川なので、氷点はその描写が出まくりなのだ。 ワタシは彼女の作品では「氷点」「塩狩峠」「道ありき」三部作の3作品しか読んでいないが、この文学館を見たらもっともっと彼女の作品を読みたくなった。 車の中で眠い。 眠いときはなにか食べよう。 コンビニでチョコアイス、つくね、コーヒーゼリー。 軽く昼食だ。(朝はパン食った。) 天人峡。 大雪山の麓の観光地の天人峡。 美しい渓谷。 今日は天気もいいし、すばらしい景色だ。 大自然を満喫できる。 自然ていいなぁ。 人が振り返っているように見える「見返り岩」、 水が常に流れている「涙岩」など岩々に名前が付いている。 | ||||||||||||||||||
羽衣の滝。 天人峡の入り口から歩いて15分。 遊歩道を歩くのも気持ちいい。 段々に流れ落ちる美しい滝。 なるほど、羽衣である。 | ||||||||||||||||||
敷島の滝。 羽衣の滝からさらに20分上流に歩く。 遊歩道ではなく、山道を歩く。 迫力、豪快なる滝。 近くにいくと水飛沫が顔にかかる。 虹もうっすら現れていた。 美しさは羽衣の滝、迫力の敷島の滝であろう。 いつもならヘバるところ、2時間くらいサクサク歩ける。 この調子の良さは昨日のトロン温泉効果だろうか? | ||||||||||||||||||
大雪山旭岳。 天人峡への道とは違う道なので、そこからはちと距離がある。 大雪山の麓の旭岳ロープウェイに乗る。 往復2,800円だよ。たっけーよー。 北海道と言えば大雪山。 大雪山とは単独ではなく、山々の総称であるそうだ。 大雪山は2,000m級の山々から成り、すべては香川県ぐらいあるんだと。 その代表が旭岳で2,290m。 旭岳を登るのではなく、ロープウェイで中腹まで行き、そこを遊歩道を歩く。 小さい池や噴出す水蒸気、また外界の景色、うーむ、すばらしい。 もっとヘバるかと思い気や、気持ち良く歩ける。 すっごいいい天気。 大雪山旭岳の頂上がくっきり見える。 | ||||||||||||||||||
ぜるぶの丘。 美瑛と言えば丘なのだそうだ。 丘というより大きな花壇であるこのぜるぶの丘。 バキーを借りて、その回りを一周できる。 全然歩ける距離なんだけどね。 | ||||||||||||||||||
新栄の丘。 展望の名所なのだそうだ。 景色は良い。 でもたいしたことはない。 やや期待外れ。 | ||||||||||||||||||
かんのファーム。 美瑛の南の富良野。 丘の美瑛、花の富良野なのだそうだ。 ぜるぶの丘、新栄の丘よりいいぞう。 ラベンダー、ジャーマンアイリス、かすみ草、ボキー、サルビア、ケイトウなど約60種類の花々が丘の斜面を彩る。 見事だ。 しかし、3つも花壇を回ったので、さすがに食傷気味。 | ||||||||||||||||||
今日はたくさん回った。 もうここらへんでいいだろう。 宿を探すために富良野駅そばまで行く。 富良野と言えば「北の国から」で有名なので、さぞかし洒落た街かと思いきや、 駅前はまるっきり古臭い田舎。 古臭い田舎にお似合いのボロ旅館を発見。 飛び込むと4,000円だという。 即決定。 しかしボロッ。 猫が2匹いる。 廊下にクテーッと寝ている。 思いっきりくつろいでるな、こいつら。 6畳一間の和室。 しかし、二階にあるトイレに洗面所がある。 おとといの札幌の宿よりマシ。 当然、内ブロトイレなし。 クーラーなしで扇風機がある。 あれ、カーテンがない。 オイオイ、なんでカーテンないんだよ。 「フロは早めに入らないと混むますよ」というので、早速入る。 フロは3人も入ればいっぱいという感じの大きさ。 一人で入る。 | ||||||||||||||||||
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メシはコンビニ弁当。 最近いいもの食べて、胃がもたれぎみだからね。 夜、廊下を歩くおっさんの客らはパンツ一丁だけの裸。 うむぅ、あのおっさんらは何者なのだろうか? 出張?単身赴任? 本屋で十勝帯広のるるぶを買う。 そう、次ぎは十勝帯広にいくのだ。 オレの持っているマップルには十勝帯広はあんまり載っていない。 | ||||||||||||||||||
旭川→大雪山→美瑛→富良野 走行距離:441km | ||||||||||||||||||
※ HOTEL代は前日の代金。 |