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3年B組金八先生 PART1 |
当時私は小学6年生。この番組は途中から見た。 だから全部見たのは再放送だ。 金曜日八時からの放送なので金八という名前なのである。 PART3以降は金曜日八時という時間帯にはこだわっていない。 当時は猪木全盛期の「新日本プロレス」「太陽にほえろ」の裏でありながら、視聴率40%をとる。 武田鉄矢当時30歳。 当時のイメージは「赤いきつねのCMに出ている髪が不自然に長いおじさん」でしかなかった。 フォークシンガーであり、山田洋二監督の代表作「幸せの黄色いハンカチ」で銀幕デビューし、高倉健、桃井かおりと共演。 日本アカデミー最優秀助演男優賞を受賞している。金八出演はその後である。 先生役はマドンナ先生に悦子先生(名取裕子) 養護にアマゾネスこと天路先生(賠償美津子) 金八は悦子先生に憧れつつも、後に(PART3)よりアマゾネスと結婚することになり、PART4では先立たれている。 以後金八シリーズに出演し続けるカンカンこと乾先生(森田順平)、国井先生(茅島成美)が既に出演している。 このときのカンカンや国井先生はピリピリしてばっかり。 カンカンは嫌味で冷血でイヤな先生だった。 金八とカンカンは衝突してばっかりだったが、後に(PART4から)良きライバル、同僚となる。 もちろん、オマワリさんの大森さんはPART1から出演。 金八先生は池内先生(吉行和子)のとこで下宿する。 そこには池内先生の息子とおばあちゃんがいる。 そしてマドンナの悦子先生も同居している。 妊娠した浅井雪乃も実家を勘当されてここに同居する。 先生が下宿先でマドンナ先生が同居するというパターンは、後の新八、仙八まで引き継がれる。 このパターンは熱中時代 先生編と同じである。 生徒役には沢村正治(田原俊彦)、星野清(近藤真彦)、梶原裕二(野村義男)のたのきんの3人。 山田麗子(三原じゅん子)、宮沢保(鶴見辰吾)、浅井雪乃(杉田かおる) 目立たないところで、小林聡美、土屋かおり(フックンの奥さん)がいる。 テーマは15歳の母。 愛と性である。 なんと宮沢保と浅井雪乃の間に子供ができてしまうという話。 このシリーズの主役はこの二人。 当時まだウブなわたしはどうしたら子供ができるか知らなかった。 またドラマというものも知らなくて、浅井雪乃の出産シーンを本当に出産しているものと信じていた。(オレはアホか?) 生徒が妊娠してしまう、そして産もうとしている大問題に直面し、教師は生徒・PTAに対して「愛とは何か?」を教える授業を行う。これが金八シリーズの伝説となる『愛の授業』である。 これは第6話に収録。必見である。 三原じゅん子がマブイ!! 今見てもマブイ、こんな中学生いるか?っていうつっこみをしたくなるくらいマブイ!! リンチするときに「顔かまずいよ、ボディにしなボディに」というセリフ。 このセリフをとんねるずがギャグにしたり、マンガBe-Bopハイスクールに出たりしたためと流行語になってしまった。 当時トシちゃんと三原じゅん子は付き合っていたそうだ。 (武田鉄矢が時効トークとして言ってたから本当らしい。席も前と後ろだった) 主題歌「贈る言葉」は大ヒット。 人気歌番組のベストテンで1位となり、その番組にお祝いゲストとして全生徒が出演している。 |
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1年B組新八先生 | ||||||||||||||||||||||||
私は中学1年生。 だからこのドラマと同じ学年なのだ。 岸田智史が主演。 役名を新田八郎太、略して新八なのだそうだ。 前作の金八PART1の次番組で新任先生としてその最終回に出演している。 視聴率最高40%の金八の後は荷が重かったか、新八の視聴率はボロボロで半年で打ち切り。 ちなみにクール数は以下のとおりである。
現在は通常、ドラマは1クールだが昔はそうでもなかったらしい。 3B金八 PART1、2は10月から3月、つまり卒業までを描いた。 で新八、仙八、貫八は4月から1年間という予定だった。 新八が唯一打ち切りの憂き目になった作品である。 金八の直後だったから、急に生徒役が幼くなって違和感というか物足りなさを感じたなあ。 マドンナ先生は遥くらら、下宿のおじさんは坂上二郎である。 教師しか下宿人にしないという下宿屋である。 テーマは、何だっけなぁ? 山本文夫とかいう不良の登校拒否児がいて、新八が教科書を持って文夫の家へ行き登校するように諭す。 最初は反抗的な文夫だったが、先生の誠意に打たれ登校するようになる。 不良グループを抜けて学校へ行くという文夫に対して、不良仲間は文夫をリンチしてボコボコにするのであった。 重症を負った文夫だが、包帯だらけのまま初登校を果たす。 生徒役に見栄晴がいる。 彼は2代目ケンちゃんシリーズのケンちゃんの友達役で出演していた。 その後、この新八で生徒役で出演、野球部の少年である。 席は廊下側の一番後ろの席だったと記憶している。 その後、欽ドコでブレイク。 今でも顔は全然変わっていないね。 中一という思春期として、夢精しちゃう男子生徒や先生に「キスしてください」と迫る女子生徒の回があった。 それはそれで面白かったけどな。 舞台は桜中学なので、赤木校長、野村教頭ほかほとんどの先生とオマワリさんの大森さんは出演。 |
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3年B組金八先生 PART2 | ||||||||||||||||
私は中学1年生後半。 打ち切りになった新八の直後の放送。 先生はPART1とほぼ同じ。 下宿先もPART1同様池内先生のところ。 テーマは校内暴力。 そう、この時代は校内暴力が社会問題になっていたのである。 この番組は社会風刺番組でもあったのだ。 腐ったみかんの方程式。 荒廃の荒谷二中からはじかれた不良中学生加藤優(直江喜一)が桜中学に転入してきた。 3B番格の松浦悟(沖田浩之)と衝突し、ドラマの終盤までいがみあっていくが、最後のほうで和解する。 「卒業前の暴力(前)(後)」は永久保存版の傑作。金八全シリーズ内での最高傑作である。 ハート2を最高傑作とあげる人も多い。次がパート5。 警察につかまる加藤優役の直江喜一のうつろな表情を後日武田鉄也は「50代の老練なる俳優なみの演技」と絶賛。 しかし、俳優として目の出なかった直江喜一はすっぱり引退。いまや建設業に。 生徒に松浦悟、加藤優のほか、迫田八重子(川上麻衣子)、椎名一(ひかる一平)、赤上近子(伊藤つかさ)、大川明子、高橋健(鳥海勝美)。 迫田八重子(川上麻衣子)はこのシリーズのマドンナであり松浦悟とは幼馴染。 加藤優との3角関係のような感じになる。 この淡い幼馴染関係は、PART4の歩と紀美、PART5の幸作と健次郎とちはる、PART6の長谷賢と平八郎とあかね、PART7のしゅうと舞子に踏襲されていく。 椎名一(ひかる一平)は一言もしゃべらない無口な生徒。 中盤でやっとしゃべったセリフが「ボクは加藤くんが好きだ」 なんじゃこいつ。 しかしこやつはジャニーズ。当時沖田浩之よりもファンレターが多かったとか・・・。 おなごの趣味はわからんものよ。 伊藤つかさはかわゆかったのう。 野球部のマネージャーをやっていた。 大川明子、後のシリーズではスーパーさくらのおばはんとして出演していく。 この役名が芸名と代えて、金八シリーズの顔となっていく。 高橋健(鳥海勝美)、いっつもゴホゴホと風邪引いていた少年は沖田浩之の隣の席だった。 しょっとアゴのしゃくれた生徒で、後に声優として活躍する。 (みゆきの若松真人、バァイファムのスコット、レイズナーのロアンなど) 卒業式の答辞は加藤優。 基本的にそのシリーズの中心人物が答辞になっている。
金八シリーズはなぜか学芸会(学習発表会)に力を入れる。 部活動や体育祭は全然出ない。 このシリーズは「雪の夜ばなし」(鶴の恩返し?) おババ役が大川明子でハマリ役。 鶴を助ける男が岩沼幸一郎というデブな生徒。 この岩沼幸一郎、スペシャル(シリーズ後に卒業後の設定で)でヤクザになってしまった。 金八の生まれたばかりの娘、乙女が病気になってしまって献血が必要となった。 ところが乙女の血液型が非常に珍しい血液型。 合う血液が見つからない。 その血液を持った者が岩沼幸一郎。ところが素直に血を提供できない。 なぜなら幸一郎の腕には刺青が・・・。 なんやかんやで幸一郎の血液のお陰で乙女は一命を取り留める。 感謝した金八は奥さんのお腹の中にいる子供には幸一郎の「幸」の字をひとつもらうことにした。 それが幸作ということだ。 PART5で金八が最後の授業で幸作に贈る言葉として「幸作という名前はが幸せになれるようにではなく、幸せを作れる子になるようにという意味です。幸作、お母ちゃんが付けたんだ」と言っている。 贈る言葉は武田鉄也が考えているので、先のスペシャルのことは失念しているのだろう。 沖田浩之がカッコイイ。当時高校3年生。 あのつり目、めちゃくちゃかっこいい。 ひかる一平が人気あったのがわけがわからん。 女子生徒で言うと、伊藤つかさ、川上麻衣子はかわいかった。 その他、内職していた山本まどか、山田麗子のつっぱりを引き継いだ石川祐子もよかった。 |
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2年B組仙八先生 |
私は中学2年生。 金八PART2の後の放送。 主演はさとう宗幸、「青葉城恋歌」の。 マドンナ先生に宮崎美子。下宿のおじさんになぎら健一。 数字的には新八ほど悪くはなかったようで、打ち切りにはならずに1年間放送。 生徒役にシブガキ隊の3人、三田寛子、本田泰章。 薬丸(克也)、本木(すばる)は目立っていたが、府川(役名忘れた)はいまいち。 2年なので卒業とか入試の見所がない。 なので上級生の3年が卒業した後の番長継嗣問題に薬丸と本木が巻き込まれる。 番長連合は薬丸を推し、桜中学の番長は本木を推した。(逆かも) 言わば薬丸と本木のための番組。 薬丸は宮崎美子(安子という名前からアンコ先生とあだ名された)に恋する役で、英語を個人授業してもらう。 薬丸は不良ではあるが、元は優等生であった。 英語のラブレターをアンコ先生に出してしまう。 もちろん、それをアンコ先生は拒否。 ヤケになった薬丸は暴走族と行動を共にし、薬丸のせいでアンコ先生はケガをしてしまう。 アンコ先生の代わりのマドンナ先生が来る。ダレかは忘れた。解子先生だからカイコ先生。 本木は年上で長身(名前は忘れたがモデルで身長がなんと175cm)の女性(桜中学の生徒ではない)と恋をする。 動物園へデートしたりするが、結局はフラれてしまう。 本田泰章がナイフを手に持つ危ない美形の転校生役。 三田寛子は京都弁丸出しの美少女で孤立した本田泰章の最初の理解者。 薬丸、本木と衝突し、本田泰章がナイフを出し、もみあううちに逆に薬丸が本田泰章を刺してしまう。 シブがき隊は結成当初シブがきトリオだった。(ちなみに少年隊は名前がなくてBチームという仮の名前だった。) 仙八先生は仙台出身だから仙八先生だった・・・んだっけ? |
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3年B組貫八先生 |
私は中学3年生。 主演は川谷拓三。 これまた打ち切りにならず1年間続く。 生徒役には特に・・・。 生徒役に、少年隊の東の前のメンバーがいた。(東山は途中から入ったメンバーなのだよ) 山頭火とかいう詩人を傾倒する貫八先生は国語の先生、山頭火の詩が毎回紹介される。 貫八先生は怒るとヤクザ的にめちゃくちゃおっかないという設定だった。 |
ここで一度金八シリーズは終了する。 金八1→新八→金八2→仙八→貫八とブランクなく放送された。 |
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3年B組金八先生 パート3 |
ずいぶんたってパート3が放送。 しかも舞台が桜中学でない。 テーマは無気力。 先生役に石黒賢、室井滋。 生徒役にSMAPの森、萩原聖人、浅野忠信、V6の長野、「毎度おさわがせします」の木村一八の弟役の子など。 浅野と長野は面影なし。 パート1〜7までで唯一ビデオ化されていない駄作。 ちょっとつっぱった女子生徒がいて、その酔っ払いの父親が前田吟。 それが一応このシリーズの柱だった・・・ような。 自閉症でクラスに出られなくて、保健室で自習していた女生徒がいた。 奥さん役の賠償美津子(アマゾネス)はまだ生きていた。 乙女と幸作はまだ子供で、星野真理と佐野泰臣ではない。 |
そしてしばらくは金八シリーズはナリを潜める。 このパート3は何だったのだろう?と未だ謎。桜中学でもないし。 存在理由はもはやなし。 4クールではなく2クールなのは武田鉄也のスケジュールの都合だそうだが。 |
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3年B組金八先生 パート4 |
またしばらくしてパート4が放送。 このパート4もそこそこの好評価。 パート3の後、カミさんであるアマゾネスを亡くし、そのショックで現場を退いていた金八が久しぶりの現場復帰という設定。 テーマはいじめ。 いじめのロールプレイングの回は傑作。 この番組特有の長回し。緊張感を高めるため、流れを断ち切らないため30分以上をカメラ止めません。 なので多少カンでもOKです。 その回、むろむろ感涙であります。 信也(犬好きのちょっとおかしい子)、歩がいじめの被害者です。 パート2の15年後ということで、鶴見辰吾と杉田かおるの子供の宮沢歩が生徒役で登場。 歩とは金八先生が名付け親である。(一歩一歩確実に歩んでいって欲しいという意味。女の子だったらひらがなで「あゆみ」となっていた) 歩役の子はいい役どころなのに演技が大根、へたくそ過ぎ。 どーみてもキャストミス。 もっとうまい子にやらせろっつーのっ。 15歳で親になった鶴見と杉田の苦悩、また別の回では子育てに悩む川上麻衣子とそれを心配する直江喜一。 パート2を見た人には懐かしくて、かつその後(パート2のその後)のことも描かれていてまた感涙。 直江喜一はすっかりハゲてしまっていた。 川上麻衣子はヒロくんでない別の男と結婚していて、それでも直江喜一は片想い。なんとも切ない。 宮沢歩のGF役の不登校のつぐみはめちゃくちゃかわいい。 金八の息子幸作が小学生、娘乙女は中1。 このシリーズより星野真理と佐野泰臣である。 最終回恒例のお別れ会では先生から生徒への贈る言葉がある。 そのシーンは台本には「武田鉄也さんから生徒へ贈る言葉」とだけあるそうな。 贈る言葉はすべて武田鉄也の言葉なのだそうです。 そして生徒の涙は全てマジ涙なのだそうです。 |
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3年B組金八先生 パート5 |
またしばらくしてパート5が放送。 テーマはガラスの少年。 3Bの元担任はラサール石井。 イヤな先生で、なんと生徒全員でリンチして大怪我をさせてしまう。 後を引き継いだのが、金八。 3B生徒だった幸作は3Cに移動させられてしまう。 金八の息子の幸作、パート4ではちっちゃい小学生だったのに、本作では中3。 180ぐらいにでっかくなってた。幸作役の子がすっごくいい子である。 こんな子、実在しないだろうぐらいにいい子である。 星野真理(乙女)は高校生、これまたキレイになっちゃって。 これがこの後、飯島愛のプラトニックセックス(テレビ版)で愛役をしたり、映画「さよならみどりちゃん」でヌードになったりする。 ちょっと複雑。 ケアセンターの設立によりお年寄りとのシーンがこのパート5以降始まる。 また、学芸会のソーラン節もこのパート5から始まる。 以降3Bの伝統となる。 生徒役にジャニーズの風間俊介(兼末健次郎)、KATTUNの亀梨。 新任先生役の渡辺花子がめっちゃかわいい。 パート1・2が伝説化されてしまい、いかがなものかと思ったが、円熟された坂本金八がよりコクのある先生になっていた。 声のハリ方、説教の仕方が1・2とまるで違う。熟練してます。 パート5・6も1・2に全然負けていない。 むろむろさんも大人になってしまい、生徒役の子らが生意気なガキにしか見えない。 なのでリアルタイムでは見なかった。 でもビデオで見てみた。号泣号泣だった。 生意気な生徒も最終話になるとすっかり情が移ってしまい、かわいくて仕方ない。 卒業式で答辞したのは山田邦平。 主役は兼末健次郎だが、同級生を脅迫していたためどちらかと言えばヒール役。 山田邦平は陰の学級委員。おいしい所とりまくりの優等生。 ツッパリ女子枠の(1の山田麗子)桜田友子は、見た目パート4の広島美香によく似ている。 広島美香はトラブルメーカーでしかなかったが、この桜田友子はトラブルシューター。 体罰後の金八をビンタしている。 金八をビンタは全シリーズ通して友子だけ。 山田邦平と桜田友子がクラスのまとめ役。 幸作は3Cに移動されてしまったが、主役健次郎とマドンナちはるとの幼馴染三角関係(幸作⇒ちはる⇒健次郎の構図)を構成しせつない片思いを演じる。 また、失脚後の全生徒からシカトされていた健次郎を唯一フォローし(金八の指示だが)、ラサールリンチ事件も唯一止めていたし・・・。 山田邦平、桜田友子、坂本幸作の3人がおいしい役と言えよう。 KATTUNの亀梨は一重でどう見ても整形前。 本人曰く、よく言われるが・・・、だそうだ。 亀梨は兼末健次郎に脅迫され、失脚後は逆脅迫するしょうもない役。 ひょろっとして、ちょいひねくれていて、なんかさえない役だった。 パート4から設立された知的障害枠にADHDのデラ。 あと、生徒役に梨花の妹がいた。 ストーリーも充実。 11,12話の金八先生の初めての体罰。この回は傑作。 その時、金八は「殴った生徒は3人です。自殺しそうになった吉村孝(なんとパート1の第一話)、腐ったミカンの松浦悟、加藤優。・・・」と言っているが、実はパート2でやはり自殺しそうになった(父親を亡くして妹と入水しようとした)女生徒をビンタしている。 また、後のパート6では姉を死に追いやり、週刊誌で姉を蔑みような記事を書かせた不良をナイフで刺そうとする成迫正則をやはり殴っている。 パート5はパート2に並んで最高傑作の声も高い。 |
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3年B組金八先生 パート6 |
パート5の翌年の設定。 テーマは性同一正障害。 幸作が悪性リンパ種にかかる。そのためパート5のときの生徒、風間俊介ら出ずっぱり。 転校生というか他校から回された超問題児2人。 一人は性同一正障害の上戸彩(鶴本直)、もう一人は暗い少年(成迫正則)なのだが、これがまたキツい設定。 姉さんがレイプ殺人され、逆上した父がレイプ殺人の片棒をかついだ少年を殺した、しかも父は元教師で被害者の少年が教え子。 なんともキツイ話ではないか。 そのため心を閉ざしてしまった少年となっている。 成迫は池内先生(吉行和子)のところに下宿している。 池内先生のところと言えばパート1,2に金八と悦子先生(名取裕子)下宿していたところだ。 その成迫少年が紆余曲折ありつつも、少しずつ3Bの子たちと打ち解けて心を開いてゆくさまにむろむろさんはウルウルしてしまいます。 そしてなにより、この作品で大ブレイクした上戸彩。 上戸彩の演技は見事の一言! パート2の直江喜一の加藤優に匹敵する大ハマリ役だと思います。 第一話の荒川の土手から逆行で鶴本直が初登場するシーンがあるが、撮影からして脱帽!! これ金八か?って思った。 21話の「男女共同参画社会」とテーマとした授業で本田先生が性同一性障害を説明するところで、チョークが折れるシーンがある。 見事な演出、アレはすばらしいと思った。 抗がん剤治療の後遺症で髪が抜けてしまった幸作のために、元3Bの健次郎、篤、サオリらが坊主にして見舞いに来るシーンがある。 むろむろさんは大号泣であった。 というわけで、性同一正障害の上戸彩、父が服役中の成迫正則、悪性リンパ種の幸作の3つが柱となる。 その他、親の離婚に悩む生徒、兄のドラック中毒に悩む生徒、また火事から生徒を救出したりと金八先生はスーパーマン並の大活躍。 でも金八自身は年をとってしまい、すっかり涙もろくなってしまったのか、毎回泣いているイメージ。 それでもすべての問題を解決したかに思ったが、胸クソ悪い新校長と折り合い悪く、金八先生は桜中学を追われるハメに。 ミッチー(最後まで上戸彩と敵対していたカマっぽい生徒)とあの校長はムカつく。 ホントにこの二人はムカツイタ。 学級委員のコボと美保のコンビがよい。 学級委員は優等生という相場なのだが、コボは声変わりしていない声で頼りない学級委員で、美保はしっかり者で元気な日に焼けた子である。 このコンビは微笑ましいいいコンビだ。 というか、問題詰め込み過ぎ。 生徒役には上戸彩のほか以下の通り。 ・キムタクドラマでキムタクの弟役でブレイクした中尾明慶はお調子者枠の生徒だった。 ・斉藤兄弟の祥太は兄貴がヤク中で火事にあったりとけっこう目立っていた。 ・NHKドラマやウィングガールにも出演していた本仮屋ユイカは女子学級委員役の美保だ。 これにて20年に渡る金八先生シリーズは終わりと思われた。(当時は) |
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3年B組金八先生 パート7 |
テーマはドラッグ。 花子先生が小林先生(よゐこの浜口似)結婚をしているという設定。 ああ、かつてのマドンナ先生が、よりにもよってあんな冴えない小林と・・・。(;;) すっかりお笑いキャラに落ちてしまった。 その花子先生が受け持っていた2年B組だが、花子先生が妊娠して産休に入った。 その後釜に指名されたのが金八先生。 教育委員会にいたのをまた現場復帰となった。 だからパート7は最初は2Bを受け持ちだった。 で進級して3Bになった。 この3Bの生徒がひどい!! まるで学級崩壊。 最低最悪のクソクラスであった。 見ていられなかった。 見ていてむかっ腹たってしょうがなかった。 金八が気の毒になった。 金八神話の崩壊だった。 伸太郎、車掌、真佐人、孝太郎、和晃がムカついた。 でも学芸会のあたりから変わっていった。 5話「踊れ!魂のソーラン」はシリーズ7の中で秀逸の出来。 この回を境に伸太郎の評価が高騰。 むろむろ号泣の回であった。 シリーズ7の主役はこの伸太郎としゅう。 ちょっと偏り過ぎではないか?というくらいこの二人にスポットがあったっていた。 しゅうはドラッグで廃人になった父としゅうに対して虐待を繰り返す義母と、なんとも気の毒な設定。 最初はドラッグを憎んでいたが、父(うじきつよし)が捕まり、親友崇史の自殺未遂により ついに自身が父が残したドラッグに逃げた。つまり手を染める。 しゅうの転落人生が始まる。 テーマがドラッグということで、ドラッグの恐ろしさを描くために生徒をヤク漬けする必要があったということだ。 しゅうは学校でヤク切れして大荒れしてしまう。 逮捕されて卒業式にも出れず・・・。 これはドラッグは恐ろしいので手にしてはいけないよというメッセージである。 伸太郎は最初ムカついてしょうがなかったが、途中から大好きになった。 演技もうまくなっていった。 しゅう、崇史はジャニーズである。 しゅうはともかく、崇史の演技は・・・(T_T) 一応重要な役なんだから、もっと演技の上手な子にやらせろよ。いくらジャニーズとは言え。 パート4の歩なみの大根であった。 量太はお調子者で女好きというキャラだが、どこをどう見てもただの坊やだった。 直明は3B’Sのリーダーで背が高くてクラスのまとめ役だった。 ヤヨは女の子としては初の知的障害役。 この子が主役かと思ったのだが、しゅうと伸太郎が目立ち過ぎてあまりスポットライトが当たらなかった。 舞子はしゅうの幼馴染でしゅうに恋する女の子。 でもあれだけモーションかけられるとウザいと思うは私だけ? デカあすはリアクションがかわいい。私の二番目のオキニであった。 玲子(福田沙紀)はツッパリ女子枠で下僕を常に引き連れて、崇史に恋するかわいいトラブルメーカーだった。 私の一番のオキニ。 福田沙紀はオスカープロモーションの国民的美少女コンテスト出身。 つまりは上戸彩の後輩。事務所の後輩&3Bの後輩ということ。 金八後は上戸彩のバーターでバラエティに出演していた。 今ではクイズヘキサゴンで天然で活躍している。 石田純一が現在(06年09月)口説いているのが福田沙紀という噂。(女性セブンで報じている。) |
むろむろ点数 10点満点 | |
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3B金八 PART1 | 8 |
1B新八 | 2 |
3B金八 PART2 | 10 |
2B仙八 | 4 |
3B貫八 | 2 |
3B金八 PART3 | 4 |
3B金八 PART4 | 7 |
3B金八 PART5 | 9 |
3B金八 PART6 | 9 |
3B金八 PART7 | 5 |
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