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 C 1999 アイズ・ワイド・シャット

スタンリー・キューブリック監督の遺作。
トム・クルーズ、ニコール・キッドマンの夫婦が主演。
18禁映画。
なにかと話題の映画であった。
18禁を期待すると期待外れに終わるぞ。

 C 1982 愛と青春の旅立ち

アカデミー助演男優賞(ルイ・ゴセット・Jr)
リチャード・ギア、ルイ・ゴセット・Jr
軍隊訓練校の話。
ルイ・ゴセット・Jrが鬼教官を熱演。
青春もの。
主題歌が有名。

 A 1986 愛は静けさの中に

アカデミー主演女優賞(マリー・マントン)
主人公のマリー・マントンは実際の聾唖者。
聾学校の聾唖者とその先生の愛を描く。
マリー・マントンは気が強く扱いずらい聾唖者を演じてオスカーを取る。
マリー・マントンは結構な美人だぞ。

 B 1970 明日に向かって撃て

ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロス
ポール・ニューマンはかっこいい。
ポール・ニューマンが自転車でキャサリン・ロスを後ろに乗せ、草原を走るシーンは日本のCMでも使われた。
流れる曲は「雨に濡れても」である。
聞けば誰でも知っている映画音楽で名曲中の名曲である。

 C 1963 あなただけ今晩は

ビリー・ワイルダー監督。
ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン。
この組み合わせは永遠の名作「アパートの鍵貸します」と同じである。
ワイルダーならではの小道具を使ったギャグは見事だ。
ジャック・レモンは新米警官、シャーリー・マクレーンは娼婦の役である。

 B 1977 アニー・ホール

アカデミー作品賞、監督賞、主演女優賞(ダイアン・キートン)
ウディ・アレン、ダイアン・キートン
ウディ・アレン特有の見た目もサエない男を主人公に巻き起こすコメディ。

見た感じはあんなだが、ダイアン・キートンはモノにしたし、ハリウッド界では浮き名を流し、アカデミー授賞式には会場に行かずに馴染みの店でサックスを吹いていたというかっこいい伝説を残す。
男って外見ではないのだなぁと。

 S 1960 アパートの鍵貸します

1960年度アカデミー作品賞、監督賞、脚本賞
ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン
ビリー・ワイルダー監督
三谷幸喜脚本のテレビドラマ「今夜、宇宙の片隅で」西村雅彦、石橋貴明、飯島直子のような感じ。
というか三谷幸喜が本作をモチーフにしている。
ビリー・ワイルダー監督のコメディは間が面白い。
「うまい」というような演出が魅力だ。
わたしの好きな監督の一人だ。

 A 1984 アマデウス

1960年度アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞(F・マーリー・エイブラハム)
彼の才能に嫉妬する音楽家サリ・エリ役のF・マーリー・エイブラハムが主演男優賞を取った。
おちゃらけたモーツワルト役のトム・ハルスはまさにハマリ役。トム・ハリスも主演男優賞にノミネートされた。
二人の主演男優が見事。

ぼくはピアノの出て来る映画って好きなんだよね。
見事なブラインドタッチを見るとゾクゾクする。
「ピアノ・レッスン」とか「シャイン」とか「海の上のピアニスト」とかね。

 S 1952 雨に唄えば

ジーン・ケリー、ドナルド・オコーナー
ミュージカルの傑作。
数多くミュージカル映画を見てきたが、これが一番面白い。
これをみれば他のミュージカル映画を見る必要がないって言うくらいこれがダントツ。
アカデミー作品賞を受賞した作品は数多くあるが、
(「キャバレー」、「オリバー!」、「サウンド・オブ・ミュージック」、「マイ・フェア・レディ」、「ウエスト・サイド物語」、「恋の手ほどき」、「巴里のアメリカ人」)
この「雨に唄えば」が一番おもしろいし、一番優れている。
この映画見てミュージカル映画にハマったが、これ以上どころか近いミュージカル映画にはお目にかかってないわ。
同じジーン・ケリーの監督主演、アカデミー作品賞受賞の「巴里のアメリカ人」と言えど、本作には及ばない。

サイレンスからトーキーに移り代わるハリウッドを舞台。
コメディとしてもかなりの仕上がりである。
歌といい、見事なダンスといい、文句のつけようがない。
完璧な映画だ。

 B 1974 アメリカン・グラフティ

制作フランシス・F・コッポラ
監督ジョージ・ルーカス
60年代の青春を謳歌する青年の夜遊びする一晩を描く。青春映画だね。
楠みちはるの「シャクタン☆ブギ」って感じ。

 B 1999 アメリカン・ビューティー

アカデミー作品賞
アカデミー監督賞
アカデミー主演男優賞(ケヴィン・スペイシー)
娘の友達に恋してしまう中年おっさん(ケヴィン・スペイシー)の話。
コメディではあるがオスカーをとるほどおもしろくはない。

 C 1970 ある愛の詩

「愛とは決して後悔しないこと」という名ゼリフはこの映画から生まれたのだよ。
恋人が病に陥るという古典的純愛作品。

 C 1934 或る夜の出来事

アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞(クラーク・ゲーブル)、主演女優賞(クローデット・コルベール)
アカデミー主要四部門独占の作品。
この快挙は本作と「カッコーの巣の上で」のみ。
知り会ったばかりの男女がいがみ会いながらも道中心を通わせて行くロードムービー&ラブコメディ。
今ならよくある話である。
作品中でクラーク・ゲーブルが素肌にYシャツだったことから、それが流行してTシャツの売り上げが落ちたとか。
男がヒッチハイクしてもなかなか車が止まらず、女がスカートをチラッとめくると車がすぐに止まるというヒッチハイクよくあるシーンは本作がオリジナルなのである。

 B 1962 アラビアのロレンス

アカデミー作品賞、監督賞
ピーター・オトゥール、アレックス・ギネス
殆ど男しか出てきません。
アラビアに、砂漠の魅力に取りつかれた実在の考古学者T・E・ロレンスをピーター・オトゥールが熱演。
「砂漠は清潔(クリーン)だからだ。」と本作のセリフ。
実に印象に残る。

 C 1987 アンタッチャブル

ケビン・コスナー、ショーン・コネリー、ロバート・デニーロ
アカデミー助演男優賞(ショーン・コネリー)
アル・カポネ扮する為、ロバート・デニーロは髪の毛を剃って、かなり太って熱演。
禁酒法の中、アル・カポネ率いるマフィアと警察の攻防。
スローモーションの銃撃シーンで階段を乳母車が落ちて行く有名なシーンは観客に緊張感を持たせるためで、「戦車ホチョムキン」の名場面の再現である。
アンタッチャブルとは手に届かない存在という意味。

 B 1995 アントニア

アカデミー外国語映画賞
オランダ、ベルギー、イギリスの共同制作。
オランダの田園地帯へ母子がやってくる。
最初は母子二人の家族が時とともに大家族になる。
それは一族と言えよう。
母子の子の子の子までの4世代までを描く。
女性の逞しさ、力強さ、許容の広さをほのぼのタッチで描く、壮大な物語。
女性監督ならでは・・・。

 A 1998 アンナ・マデリーナ

香港映画。
金城武、ケリー・チャン、アーロン.クウォック
テン、テテテテテン、テン、テン、テン、テテテテテン、テン、テン。
バッハのアンナ・マデリーナ(メヌエット)を非常に効果的に使っている。
バッハが自分の妻の為に書いたクラシックの曲である。
金城武はナイーブなピアノ調律師で三角関係のラブ・ロマンス。
香港の三大スター出演。
ケリー・チャンがかわいくていいぞ。

 D 1982 ET

当時の歴代興行成績を塗り代えたほどの爆発的な大ヒット。
有名なシーンはてんこもり。
でも所詮は子供向け映画だね。
ETの友達の男の子の妹が、今そこそこ旬のドリュー・バリモア。

 C 1940 怒りの葡萄

アカデミー監督賞(ジョン・フォード)
アカデミー助演女優賞(ジェーン・ダーウェル)
ヘンリー・フォンダ。
殺人を犯して服役していた主人公(ヘンリ・フォンダ)が仮出所をして家族(親類)のところに戻る。
しかし、そこにはまるで仕事がなく、明日をも知らない生活であった。
そこで一家で仕事のある地を求め旅立つ。
資本主義を批判した重いテーマになっている。
ビンボー臭く暗い作品である。

 B 1995 いつか晴れた日に

アカデミー脚本賞
脚本は主演女優のエマ・トンプソンが書いたのだ。
エマ・トンプソン、ケイト・ウィンスレット、ヒュー・グラント
主演女優のエマ・トンプソンが脚本。
中世の時代の3人姉妹の上の二人の恋物語。
一番下の妹がかわいい。(と書くとまたロリロリと言われそうだが・・・)
女性たちの恋の話はいつの時代も同じらしい。
脚本が女性のせいか、登場人物の女性が実に生き生きである。
恋する女性ってホントにかわいいね。

 A 1990 イット

B級映画。
スティーブン・キング原作。
スタンド・バイ・ミーっぽい子供のときの話と、大人になってからの話がオーバーラップして展開する。
映画としては有名ではない、キャストも無名な人ばかりだが、結構おもしろいよ。
小説のほうはスティーブン・キングの傑作といわれているらしい。(読んでないけど)

 B 1967 いつも心に太陽を

シドニー・ポアチエ
つなぎのための職業として教師をする。
悪ガキ相手に熱弁を振るううちに生徒との絆が・・・。
黒人俳優第一人者であり、唯一の主演オスカー授賞者(助演は何人かいるが、主演は現在でも彼のみ)のシドニー・ポアチエの脂の乗っている時期の作品。

 A 1995 イル・ポスティーノ

アカデミー作品賞ノミネート、主演男優賞ノミネート(マッシモ・トロイージ)
マッシモ・トロイージ
イタリアの映画
アカデミー賞授賞対象作品は一応英語圏であるから、ノミネートされること自体異例なこと。
朴訥な郵便局員の青年と世界的に有名な初老の詩人との奇妙な友情を描く。
地味ながらもジーンとくるいい話。
主演のマッシモ・トロイージは心臓病でありながらこの作品作成に命を賭けた。
体調の悪い日は日に数分の出演しか出来ないこともあったそうだ。
映画完成の12時間後に帰らぬ人となった。

 A 1996 イングリッシュ・ペイシェント

1996年度アカデミー作品賞、監督賞、助演女優賞(ジュリエット・ビノシュ)
レイフ・ファインズ、クリスティン・スコット・トーマス
戦時中の不倫の話だが、単なる不倫もので終わらず、重厚な作品にまとまっている。
イングリッシュ・ペイシェントとはイギリス人患者ということ。

 A 1996 インデペンデンス・デイ

ウィル・スミス、ビル・ブルマン、ジェフ・ゴールドブラム
いわゆる宇宙人来襲のSFX映画。
決戦の日が7月4日、つまりアメリカの独立記念日(インデペンデンス・デイ)。
大統領がかっこよく出ているので、クリントンが絶賛したとか。

SFXのすばらしさ、キャラクターもよい。
ストーリーも悪くない。
バランスは悪くないね。
いかにもアメリカ映画って感じ。

 C 1999 ヴァージン スーサイズ

名匠フランシス・コッポラの娘、ソフィア・コッポラの作品。
美人5姉妹が出てくるが、顔と名前が一致しまへん。
みんなかわいいんだけどダレがダレだか・・・。
思春期の不安定なお年頃を危なく描く、後味の悪い作品。
女性監督の作品はちょっと怖いところがあります。

 C 1961 ウエスト・サイド物語

アカデミー作品賞、監督賞、助演男優賞(ジョージ・チャキリス)、助演女優賞(リタ・モレノ)
ミュージカル版ロミオ&ジュリエット。
オスカー八部門。
ミュージカルの名作だが、今見るとちょっとクサいかも。

 C 1954 裏窓

ヒッチコック監督、ジェームズ・スチュワート主演。
主人公が足を怪我していて、アパートの窓から向かいのアパートを悪趣味なことに双眼鏡で覗く。
その向かいのアパートでの事件を覗きだけで推理する、アパートの一室とそこからの視界のみの映像からなるヒッチコックの実験的映画。
実験が成功したヒッチコックの代表作のひとつ。

 B 1997 エア・フォースワン

ハリソン・フォードが大統領役で主役。
エア・フォースワンとは大統領専用飛行機のこと。
ハリソン・フォードがエア・フォースワンの中でダイ・ハードしている。

見る前はあまり期待していなかったのだが、予想外に面白かった。
手に汗握ってしまった。
ゲイリー・オールドマンの悪玉がいい味出している。
敵役をキチンと描いているなと思った。

 A 1973 映画に愛をこめて アメリカの夜

1960年度アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞(F・マーリー・エイブラハム)
アメリカの夜というタイトルだが、フランスとイタリアの共同制作の映画。
映画撮影の裏側を描くという設定で映画制作の苦労を描く。
映画のメイキングを映画にしたような感じ。
ホントにいろんなことが起きてしまう。
アメリカの夜というのは昼を夜にして撮影する技法のこと。
この映画結構おもしろいよ。俳優知ってる人全然いないけど。

 A 2000 エリン・ブロコビッチ

ノリのノッているジュリア・ロバーツが下馬評通りにオスカーを手に入れた作品。
オイラはあんまりジュリア・ロバーツって好きじゃなかったんだけど、
口大きくて魔女みたいだし、演技はオーバーだしね。

でもこの作品は面白かった。
まだしょうもないラブコメディーだろうと思いきや、いいほうに期待を裏切ってくれた。
あれだけズバズバいうと小気味がいいね。
この作品ならオスカーとらせてもいいでしょう。

タイトルは主人公の名前で実在する人の話。
バツ2子供3人貯金なしの女性が法律事務所で働いて大企業相手に公害問題に取り組むという話。

 C 1997 L.A.コンフィデンシャル

アカデミー助演女優賞(キム・ベイシンガー)
アカデミー脚色賞
ケビン・スペイシーとラッセル・クロウが刑事として主役級で出演。
将来オスカーを受賞するこの二人、この映画を見たときにわたしは同じ顔に見えた。
似てない?

 S 1959 お熱いのがお好き

ビリー・ワイルダー監督
ジャック・レモン、マリリン・モンロー
マリリン・モンローの出演作ではこれが一番。
禁酒法時代、ギャングに追われる男二人組が女装してどたばたコメディー。
ビリー・ワイルダー監督のコメディはやっぱり一味ちがうね。面白い。
マリリン・モンローっていうとお色気むんむんっていうバタ臭いイメージだったんだけど、この作品見てイメージが変わったね。
色っぽいというよりかわいい、チャーミングだ。

 B 1925 黄金狂時代

チャップリンのサイレント映画。
気が触れてくつをステーキのように食べるシーンは有名。

 B 1956 王様と私

アカデミー主演男優賞(ユル・ブリナー)
ユル・ブリナーがつるつる頭なのはこの役が気に入っているからだ。これ以来ずっとつるつるである。
つるつる頭でもかっこいいよなー。
ユル・ブリナーはニヒルなイメージしかなかったのだが、この役は結構コミカルだったりする。

デボラ・カーが英国から来た女教師役で、王様であるユル・ブリナーの67人の子供に教育してセトラーセトラーするというお話。
ミュージカル映画。

 B 1998 大いなる遺産

イーサン・ホーク、グウィネス・パルトロウ、ロバート・デニーロ
グウィネス・パルトロウは「恋に落ちたシェイクスピア」より先にこっちで脱いでますね。
ロバート・デニーロがおいしい役。
BGMに「ホントコ」の未来日記で使っている音楽が流れるよ。
こっちがオリジナルかな。

 B 1975 狼たちの午後

アル・パチーノ。
アル・パチーノすきすき〜。
実際にあった銀行強盗の話だそうだ。
アル・パチーノの出ずっぱりの独壇場である。
70年代のギラギラしたアル・パチーノです。

銀行強盗をした3人組が警察に囲まれて銀行に籠城するというお話。
人質がリラックスしてきているところやヤジ馬が犯人をヒーロー扱いしているとこなど、ストーリーとしても結構好き。

 B 1968 俺たちに明日はない

アカデミー助演女優賞(エステル・パーソンズ)
ウォーレン・ベイティ、フィー・ダナウェイ、ジーン・ハックマン
ニューシネマの代表作。
銀行強盗を繰り返す犯罪ドラマ。
実在する一味であり、警察を出し抜く怪傑さに市民には人気があったという。
ラストシーンの死のダンスは特に有名。
ウォーレン・ベイティ、フィー・ダナウェイのコンビは抜群。

 C 1949 女相続人

オリビア・デ・ハビランドがオスカーを手にした。
晴れやかであるが、演じた役はとても地味な女性である。

医者の娘なのだが、いまいちぱっとせず婚期が危ぶまれる娘を演じる。
何を伝えたい映画なのかいまいちわからない。
「女って怖いのよ」ってことなのか?


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 S 1942 カサブランカ

1943年アカデミー作品賞、監督賞
ハンフリー・ボガード、イングリッド・バークマン
この映画のイングリッド・バークマンが一番キレイだね。
白黒でこんなに美しい人は見たことがないってぐらい。
舞台は戦時中のカサブランカ、ダンディな男をボギーが演じる。

沢田研二の「カサブランカ・ダンディ」はこの映画のことを言っている。
”ボギ〜ボォギィ〜、あんたの時代は良かった〜男がピカピカのキザでいられた〜”
ボギーとはハンフリー・ボガードの愛称だ。
この映画のボギーはとってもかっこいい。
男の憧れだ。
郷ひろみの「哀愁のカサブランカ」もこの映画のことだよ。
”セピア色した映画を見た〜”って。
また、この映画から
「君の瞳に乾杯」

「昨日は何をしていたの」
「そんな昔のことは忘れたよ」
「今夜はどうするの?」
「そんな先のことはわからないな」
という有名なセリフも生まれた。

この映画の後にウディ・アレンの「ボギー俺も男だ」を見るとよい。
カラブランカのボギーにあこがれているサエない男(ウディ・アレン)が主演。

 S 1939 風と共に去りぬ

1939年度アカデミー作品賞、監督賞、主演女優賞(ヴィヴィアン・リー)、助演女優賞(ハティ・マクダニエル)
クラーク・ゲーブル、ビビアン・リー、オリビア・デ・ハビランド、ハティ・マクダニエル
アカデミー賞9部門受賞。(ベン・ハーとタイタニックの10部門に次ぐ)
ミッチェルの大ベストセラーの映画化。
四時間近い超大作であり名作中の名作であり不滅の最高傑作。

 A 1975 カッコーの巣の上で

アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞(ジャック・ニコルソン)、主演女優賞(ルイーズ・フレッチャー)
アカデミー賞の主要4作品を授賞したのは「或る夜の出来事」以来二度目。
ジャック・ニコルソンのイカれた演技はやはりうまい。
かといって落ち着いた役も出来るしさすがの演技派。
精神病棟を舞台とし精神病患者の問題児であるジャック・ニコルソンが他の患者を悪しきに付けても統率しにっくき看護婦達(婦長がルイーズ・フレッチャー)と敵対するという話。
この映画はジャック・ニコルソンにつきる。

 B 1960 勝手にしやがれ

フランス映画。
ジャン・ポール・ベルボンド、ジーン・セバーク
ヌーベル・バーグ(新しい波)と呼ばれる新しい映画作成の技法の代表作。

なんだ、この主人公は?女コマシ風のイヤミな男だなと思う事なかれ。
ジャン・ポール・ベルボンドはあのアラン・ドロンと人気を二分した大スターなのだぞ。

 B 1990 髪結いの亭主

フランス映画。
理髪店の女性に欲情するおませな少年アントワーヌは「将来床屋のお婿さんになる」という夢を持つ。
少年アントワーヌは中年になり、念願かなって美しい理容師と結婚する。
おませな子供はおもしろい。

 B 1988 危険な情事

グレン・クローズ、マイケル・ダグラス
マイケル・ダグラスの女難三部作のうちの一つ。
あとの二つは「氷の微笑」「ディスク・ロージャー」
グレン・クローズのいかれたストーカーがを熱演。

この映画を見終わったカップルのうち、男は「おっかなかったなぁ」と言い、女はノーコメンテーターとなる。(なぜだろう?)

 B 1996 奇跡の海

エミリー・ワトソン
神と対話が出来る女性が(というか単なる一人芝居のような)主人公で、彼女の婚約者が事故により半身不随になってしまう。
重く暗い話でまともに見るとブルーになってしまう。
エミリー・ワトソンは薄幸な女性を見事に演じアカデミー主演女優賞ノミネート。
割と後に引いてしまう作品。

 B 1921 キッド

チャップリンのサイレント映画。
放浪紳士がなりゆきで捨て子を拾って育てるのだが、そのうち強い絆で結ばれる。
子役の男の子がとてもかわいい。
子供嫌いのむろむろさんからみてもかわいいと思う。
むろむろさんは自慢じゃないが女の子はともかく男の子はあまりかわいいといわないぞ。

 B 1972 キャバレー

アカデミー監督賞、主演女優賞(ライザ・ミネリ)、助演男優賞(ジョエル・グレイ)
ダンサーと下宿先の学生のラブコメディ&ミュージカル。
ライザ・ミネリは父にミュージカル映画監督の巨匠ビンセント・ミネリと母に大女優のジュディー・ガーランドを持つサラブレッド。
ライザ・ミネリは美人ではないが、本作ではかわいい。
他の作品ではあんまりかわいくない。
特徴があるというか少しクセのある顔(小動物っぽい)である。

 B 1997 キャラクター/孤独な人の肖像

アカデミー外国語賞
オランダの映画。
確執のある親子の話。
この手の話はどこの国にでもあるらしい。
しかしあの無口な母親は何を考えているのだろう。
無口な女はえてして不気味である。

 A 1997 グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち

1997年度アカデミー脚本賞、助演男優賞(ロビン・ウィリアムス)
マット・デイモン、ロビン・ウィリアムス、ベン・アフレック

脚本は若干27才の新人俳優で主演のマッド・ディロンとその友達役の(実際にも幼なじみ)ベン・アフレック。
これでマッド・デイモン大ブレイク。
孤独な天才青年と精神病ドクターの交流を描くヒューマン・ドラマ。
マット・デイモンってジミー大西に似てるよね。ちょっとサル顔。

 C 1990 グッドフェローズ

アカデミー助演男優賞(ジョー・ペシ)
ロバート・デニーロがかっこいい。
マフィアの話。
一人の少年がマフィアの道を歩んで行く、軽めのハードボイルド。

 B 1992 クライムゲーム

アカデミー脚本賞
IRA(アイルランド開放軍)がイギリス政府相手に交渉するためにイギリス黒人兵士を捕虜にするというところから物語は始まる。
捕虜の黒人とそれを見張るIRAの男との会話と奇妙な友情が面白い。
IRAの男がその後、捕虜の黒人の恋人に会いに行くという話。
観客の予想を裏切る、さすがのアカデミー脚本賞。

 B 2000 グラディエーター

アカデミー作品賞
アカデミー主演男優賞(ラッセル・クロウ)
滅亡したと思われたスペクタクル史劇が復活してオスカーまで取ってしまった。
主演のラッセル・クロウの全盛期。
ああいう怖い顔が今ははやっているようです。

 D 1979 クレイマー・クレイマー

アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞(ダスティ・ホフマン)、助演女優賞(メリル・ストリープ)
ダスティ・ホフマン、メリル・ストリープ
いきなり奥さんが出て行ってしまい夫(ダスティ・ホフマン)は大弱り。
幼い息子と二人で料理はもちろん出来ないし、仕事もなくしてしまうハメに。
男親が離婚して子供を引き取ることを「クレイマー・クレイマー」とたまに言うね。

 S 1999 グリーンマイル

原作:スティーブン・キング
監督:フランク・ダラボン
舞台が刑務所という以上3点が「ショーシャンクの空に」と同様。

むろむろさん大感動!!久しぶりにたくさん泣きました。
アカデミー賞では作品も監督も「アメリカン・ビューティー」に取られたが、こっちのほうがおもしろいじゃないのっ。
主演男優、助演男優もとれなかったな。
放映時間3時間という長さでありながら、全然ダラけない、飽きない。
登場人物が少な目だし、話が複雑でないのでわかりやすい。

 B 1999 クリクリのいた夏

フランスでヒットしたほのぼの作品。
30年代の田舎を舞台に復員兵のおっさん、逃げた女房に未練たらたらおっさん、こじゃれたおっさんなどのさえない大人の友情を描く。

 D 1997 ゲーム

マイケル・ダグラス
シャレにならないどっきりカメラである。
そういう場合は怒ってよろしい。
わたしはどっきりカメラがきらいである。

 B 1990 ゴースト ニューヨークの幻

アカデミー助演女優賞(ウーピー・ゴールドバーク)
デミ・ムーア、ウーピー・ゴールドバーク
本作のデミ・ムーアがかわいい。それ以外の作品のデミ・ムーアは・・・。
友人に殺された男が幽霊になって恋人を守るというお話。
霊媒士役のウーピー・ゴールドバークがいい味だしてオスカーを手にした。
主題歌も有名。

 A 1998 恋に落ちたシェイクスピア

アカデミー作品賞、主演女優賞(グウィネス・パルトロウ)、助演女優賞(ジュディ・デンチ)
シェークスピアがグウィネス・パルトロウに恋をしてロミオとジュリエットが完成したというお話。
グウィネス・パルトロウのすばらしいヌードが拝めます。
当時女性は演劇の舞台に出られないのでグウィネス・パルトロウは付けヒゲを付けて男装します。
かわいいためぜんぜん似合わない。
シェークスピア役のジョセフ・ファインズはヒゲがステキなホモっぽい男優だ。

 S 1989 恋人たちの予感

メグ・ライアン、ビリー・クリスタル
コメディの女王、メグ・ライアンの数ある主演映画作品の中の代表作。
というかメグの作品はこれが一番面白いよ。

「男と女の友情は成立するか?」がテーマ。
男の代表としてのビリー・クリスタルの意見がある意味納得。

 C 1966 恋人よ帰れ!わが胸に

ビリー・ワイルダー監督。
ジャック・レモン、ウォルター・マッソーの黄金コンビのコメディ。
アメフトの試合の取材をしていた新聞記者のジャック・レモンが選手にタックルされて怪我をする。
義兄の悪徳弁護士であるウォルター・マッソーがジャック・レモンをそそのかして損害賠償をせしめようとするコメディである。

 A 1961 荒野の七人

黒沢明監督の「七人の侍」を西部劇でアレンジ。
世界のクロサワは日本よりハリウッドのほうが評価が高い。
農民が凄腕ガンマンを雇うというストーリーは「七人の侍」と同じ。
最後の有名なセリフ「勝ったのは・・・」も同じである。
ユル・ブリナー、スティーブ・マックイーン、ジェームズ・コバーン、チャールズ・ブロンソン。
ユル・ブリナーとスティーブ・マックイーンの二人はかっこいいぞ。
ユル・ブリナーは七人の中のリーダー役なので「七人の侍」の志村喬役だ。

 C 1988 告発の行方

アカデミー主演女優賞(ジョディ・フォスター)
ジョディ・フォスター、ケリー・マクギリス
レイプされた女性の裁判もの。
若かりしジョディ・フォスターの艶っぽい演技は一見の価値あり。

 B 1972 ゴットファーザー

1は1972年でアカデミー作品賞、主演男優賞(マーロン・ブラント)
2は1974年でアカデミー作品賞、監督賞、助演男優賞(ロバート・デニーロ)
3は1990年でアカデミー作品賞、監督賞共にノミネート止まり。
コッポラの代表作。
1でマーロンがアカデミー主演男優賞を拒否したのは有名な話。
一回目は喜んでもらったのにね。
続編まで作品賞を取ったのはゴット・ファーザーのみ。
ゴット・ファーザーとは名付親という意味だ。
コルシカ・マフィアの話。
日本のヤクザ映画みたいなもん・・・っていうのとはちょっと違うような。
ドンパチはあるけど、重厚な感じがするね。
マーロン・ブラント、ロバート・デニーロ、アル・パチーノと男臭さがよろしい。


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 B 1928 サーカス

コメディとしてはチャップリンの後期の作品。
無声映画で単純に楽しめる。

 C 1960 サイコ

アンソニー・パーキンス
アルフレッド・ヒッチコック監督の最高傑作と言われているサスペンス。
女性がシャワーを浴びているところが一番有名。
凝った演出をしているのだが、今見るとどうかね。
当時の時代の映像であり、かつそこらへんの映像演出面からみれば一見の価値はあるのだが、そうでなく、ただサスペンスだと思って見ると「これが名作?」と思ってしまうのかも。

 B 1999 サイダーハウス・ルール

アカデミー脚色賞
アカデミー助演男優賞(マイケル・ケイン)
孤児院で生まれた青年が堕胎専門の医者の助手に疑問を感じ、その村を出て行く。

 C 1965 サウンド・オブ・ミュージック

アカデミー作品賞、監督賞
ジュリー・アンドリュース
ミュージカル映画の大作。

 B 1996 ザ・エージェント

トム・クルーズ、レニー・ゼルウィガー、キューバ・グッテンJr
トム・クルーズがスポーツ選手のエージェント。
レニー・ゼルウィガーがシングルマザー役でその子役のメガネをかけた男の子がいい。
子どもでありながらエロおやじっぽいおもしろい表情をする。

 B 1993 さらば、わが愛/覇王別姫

レスリー・チェン、コン・リー
カンヌ映画祭グランプリ受賞。
香港映画。
ハオウベッキと読む。
京劇役者の運命を描きながら、激動の中国の現代史を綴る。
アジアの映画って生々しくっていいよ。

 C 1950 サンセット大通り

ビリー・ワイルダー監督。
ワイルダーと言えばコメディであるが、本作はサスペンス。
コメディ以外で一番成功した作品である。
過去の栄光に溺れる女優に取り入る脚本家の話。
これも女のおぞましさを描いている。

 A 1949 三人の妻への手紙

アカデミー監督賞
アカデミー脚色賞

三人の夫人が子ども会の旅行に参加する折り、一人の知り合いの女性から手紙を受け取る。
手紙は三人宛て。
「あなたがたのうちの一人のご主人と駆け落ちします」とのこと。
イタズラかと思いつつも、その三人の夫人は道中気になってしょうがない。
三人三様の回想シーンから各々「もしや、うちの人が?」という心当たりを見事に描く。

シニカルな心理サスペンス。
これぞ文句なしの脚色賞。
むろむろさんはこのような市民的サスペンスが好きです。

 A 1992 JFK

オリバー・ストーン監督
ケビン・コスナー、トミー・リー・ジョーンズ、ゲイリー・オールドマン、ジャック・レモン、ドナルド・サザー・ランド
ジョン・F・ケネディの暗殺事件をハードに描く。
オズワスドにはゲイリー・オールドマン
脇役に渋い俳優をそろえている。
ちょっと長いが見ごたえたっぷり。

 D 1952 静かなる男

アカデミー監督賞(ジョン・フォード)
アイルランドの村を舞台に恋と友情を描いた地味で退屈な作品。

 B 1978 死亡遊戯

撮影が終わらないうちにブルース・リー死去。
リーはカンフーシーンしか出ていない。
それ以外は吹き代え、ちょっと似ているやつが演じているだけ。
吹き替えのシーンは見る必要なし。
アクションシーンしか見所がない。
しかしそのアクションシーンがすばらしい。
五重の塔の一階ずつに敵がおり、敵をやっつけては上に上がって行く。
上に行くほど強敵になるというゲームのような、格闘マンガのような設定。
こっちがオリジナルなんだろうね。
四階の身長270cm(本当にそのくらいだよ、リーより1mくらいでかい)の男(確かバスケットの選手だったような・・・)との格闘がすごい。

ブルース・リーこそがアジア初のスターだ。
彼のアクションは怒りのアクションだ。
見ているこっちが熱くなる。
ジャッキー・チェンやユン・ピョウやジェット・リーがいくらかかってもかなわんよ。
彼の死は本当に惜しい。
しかし早すぎる死が伝説となったとも言えなくもない。

 C 1941 市民ケーン

アカデミー脚本賞
鬼才オーソン・ウェルズが監督脚本主演。
なんと当時若干25才。
ピーリッツアーのライバル新聞王ハーストがモデル。
素晴らしい作品であるが、ハーストの妨害に会い、興行的にも失敗する。
アカデミー賞も脚本賞のみに終わる。

ハーストとは最盛期30もの新聞社の他に放送局、レジャー産業などを経営する大実業家である。
メディアの力で大衆を操作し、アメリカ・スペイン戦争を引き起こし、大統領を暗殺へおいこんだ。
絶大なる力を持つ大富豪である。
「知ってるつもり」でやっていた。

ハーストに妨害された当時はともかく、今の市民ケーンの評価は好評価どころが、
ハリウッド映画の頂点に輝く名作中の名作とまで言われている。

わたしの感想だが、うーん、高尚すぎてよくわからん。
ハーストをよく知らんからかな?

 C 1956 ジャイアンツ

アカデミー監督賞
ロック・ハドソン、エリザベス・テイラー、ジェームス・ディーン。 ロック・ハドソンとジェームス・ディーンがアカデミー男優賞にノミネート。 ジェームス・ディーンの遺作でもある。
牧場を経営するテキサスの名家の一大叙事詩。
名家の従人だったひねくれた若者のジェームス・ディーンが名家の姉の遺産で土地を得て、そこから石油が出て成り上がる。
その成り上がった結果、グラサンとチョビヒケのジェームス・ディーンがちょっと笑える。

 B 1996 シャイン

アカデミー男優賞(ジェフリー・ラッシュ)
実在する天才ピアニストのお話。
頭の弱いナーブな男をジェフリー・ラッシュが好演。
鮮やかなピアノ演奏は圧巻。

 D 19** ジャッキー・ブラウン

タランティーノのパルプ・フェクションの後ということで期待したが大はずれ。

 A 1998 シュウシュウの季節

台湾のアカデミー賞である金馬奨主演女優賞や、パリ映画祭主演女優賞を獲得。 中国の文化大革命により辺境の地へ取り残された少女の話。
主人公の女の子シュウシュウがかわいい、とてもとてもかわいい。
その幼くあどけない少女が故郷に戻るために手段を選ばない行動を・・・。
ああせつない。
せつなくてせつなくてたまらなくなるよ。

 B 1959 12人の怒れる男たち

ヘンリー・フォンダ
ある裁判の陪審員12人の討論を密室劇で描くディスカッションドラマ。
ラストシーン以外は密室劇。
アカデミー作品賞にノミネートされている。
ヘンリー・フォンダはよほどこの本にホレこんだのか、彼が制作にかかわったのはこの一作のみ。
近年のジャック・レモン主演でカバーしている。
コレをみるなら三谷幸喜の「12人の優しい日本人」をみるとよい。
そっちのほうがおもしろい。

 B 1999 シュリ

大ヒットした韓国映画。
アジア特有の汗臭さはまるでない。
ハリウッドのスパイ映画のようである。
主演の男二人が同じような顔をしているので、区別がつかなかった。
休戦中の韓国と北朝鮮との関係をリアル描く。

 B 1995 ショーガール

エリザベス・バークレー、ジーナ・ガージョン、カイル・マクラクラン
アカデミー賞の逆の意味でその年の映画で一番ゲボボな映画に送られるゴールデン・ラズベリー賞を授賞した。
(ポストマンやGIジェーンなども授賞している)
でもこの作品はそんなに悪くないと思うけどね。
ストリップダンサーのサクセスストーリーもので、ダンスシーンは結構見せてくれる。
お色気シーンもOK.
愛しのジーナ・ガージョン様も主人公のライバルとして出演。

 A 1993 ショート・カッツ

ベネチア映画祭金獅子賞
メチャクチャ短くそして登場人物のめちゃくちゃ多いオムニバス。
複雑でかつ登場人物が微妙に係わり合う、その混乱さが見事。
混乱しそうだが、面白いよ。

 S 1994 ショーシャンクの空に

スティーブン・キング原作
ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン
若い医者が冤罪で刑務所に入れられ、そこで初老の黒人の男との奇妙な友情がというヒューマンドラマ。
ちょっと「大脱走」が入っている。
アカデミー作品賞にノミネートされた。
文句なくおもしろい。おすすめだ。

 D 1956 知りすぎていた男

ヒッチコック監督。
巻き込まれ式受難サスペンス。 ケーセーラーセラー。

 C 1996 真実の行方

リチャード・ギア、エドワード・ノートン
法廷モノであり二重人格者モノ。
エドワード・ノートンの出世作、本作でクローズアップされた。
彼の二重人格者ぶりは圧巻。
ラストシーンはびっくり。

 A 1993 シンドラーのリスト

アカデミー作品賞、監督賞。
優れたドル箱監督でありつつもアカデミー賞には縁遠いスピルバーク監督が取りに行った映画。
第二次世界大戦中のヒットラーのユダヤ人排斥を反対しユダヤ人を擁護に回る実在したドイツ人、シンドラーを描く。
1993年の映画なのにリアルさを出すために白黒である。
ユダヤ人が裸にされるシーンはボカシが入っていない。
これまたリアルで生々しい。

麻雀でカンドラを切る時に「新ドラーのリスト」と言って切る。

 D 1990 推定無罪

ハリソン・フォード
原作は有名な本格推理小説。
ハリソン・フォードがいまいち頼りない役。
いまいちかなぁ。

 C 1996 素顔のままで

デミ・ムーアがストリッパー役である。
デミ・ムーアのハダカはとてもよろしい。
出演料がハリウッド女優史上空前の1250万ドルで話題に。
しかし、「ゴースト ニューヨークの幻」のときが一番かわいかった。
「ゴースト ニューヨークの幻」以外ではエラが目について・・・。

 B 19@@ スター・ウォーズシリーズ

スター・ウォーズ
エピソード4にあたる。記念すべき第一作。
地味な主人公のルーク、美人なのかな?レイア姫、ニヒルでかっこいいハンソロが織り成すスペースオペラ。
リアルなSFXは映画の流れを変えたとも言える。
ライトセイバーでの剣さばきシーンはかなりのオソマツくん。
チャンバラだね。

スター・ウォーズ 帝国の逆襲
エピソード5にあたる。
ヨーダはお茶目な師匠。
ヨーダは宮沢喜一に似ている。
ベイダーはルークの父親だったという衝撃な事実。
銀河鉄道999はこれを模倣しているのだろう。

スター・ウォーズ ジェダイの復讐
エピソード6にあたる。
エピソード456で完結している。
ベイダーとルークの親子関係が一つの大きなテーマとなっている。
ルーク、レイア、ソロの三角関係は以外なる結末を向かえる。
赤いシリーズ??と思った。
コミカルなチビサルたちの活躍はどうかなぁ?
もっと重厚にしてもよかったような・・・。

スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス
エピソード1に戻る。
第一作目から実に22年、スター・ウォーズフィーバーは社会現象にもなった。
ベイダーの子ども時代、アナキン・スカイウォーカーの幼年時代を描く。
王女のナタリー・ポートマンの変化がちょっと混乱した。
「あれれ、王女じゃなかったっけ?」って。
若きオビ=ワン・ケノービにクワイ=ガン・ジン。
剣闘シーンはかなりよくなった。
ポットレースは大迫力だった。
そこらへんはさすが。
キャラクターがちょっと弱いかな?
クワイ=ガンにせよ、オビ=ワンにせよね。

というわけで、2002年にはエピソード2が公開されるそうだ。

 C 1998 スターシップ・トゥルーパーズ

名作アニメ「起動戦士ガンダム」の元となった小説、「宇宙の戦士」をモチーフにしたSFモノ。
異星人である巨大昆虫との戦闘シーンはなかなか。
軍隊内の兵士の主人公と女性兵士との恋愛や人間関係もそれなりに描かれた青春モノでもある。

 A 1986 スタンド・バイ・ミー

スティーブン・ギング原作。
リバー・フェニックス
悪ガキ4人組が「人の死体を見に行こう」というちょこっとロードムービー。
原題が「ザ・死体」なんだよ。 ノスタルジックたっぷりと子供のころを思い出させてくれる。
名作。
リバー・フェニックスが子どもでちょっとぽっちゃりしている。
数年後薬物の乱用で23才の若さで中毒死してしまうとは・・・。

 B 1973 スティング

アカデミー作品賞、監督賞
スティングとはとどめの一撃という意味。
「明日に向かって撃て」のポール・ニューマンとロバート・レッドフォードゴールデンコンビ。
本作の二人は詐欺士の役で最後のドンデン返しが楽しい。

 C 1946 素晴らしき哉、人生!

ジェームス・スチュワート。
一人の男の少年時代からおっさんになるまでダラダラ描くのでかったりーと思ったら
すべて伏線になっていたとは・・・。
ラストシーンではうかつにも涙してしまった。

 C 1996 スプリング・ブレイド

アカデミー脚色賞
刑務所出のしゃくれた頭のちょっと弱い男が主人公。
その男と少年の友情物語。
「ンー」

 A 1996 スリーパーズ

ジェイソン・パトリック、ブラット・ピット、ロバート・デ・ニーロ、ダスティン・ホフマン、ケヴィン・ベーコン、ブラッド・レンフロ
スリーパーズとは少年院上がりという意味。
悪ガキ4人組のイタズラが原因で障害事件を起こしてしまう。
そこで少年院に入れられ、そこで起きた事が・・・・。という話。
その4人組のよき理解者の神父役のロバート・デ・ニーロがいい役。

ちょっと重い話だが、いい映画だ。
オススメですね。

 B 1989 セックスと嘘とビデオテープ

ジェームズ・スペイダー
ナイーブそうな青年の巧みな話術でビデオに撮られた女性は赤裸々な告白をしてしまう。
姉と姉のダンナとそのダンナと不倫をしている妹の三角関係にその青年が加わる。
官能的であり、それだけでなく青年の話術や雰囲気に観客も引き込まれる。心理ドラマ。

男優のジェームズ・スペイダーのおさえた演技が抜群。
妹がかなりかわいかった。
姉のダンナは汗臭そうで×。

僕好のみの映画です。けっこうオススメ。

 B 1997 セブン・イヤーズ・イン・チベット

ブラット・ビット
ブラビ扮する登山家がダライ・ラマのいるチベットに迷い込み、若きラマとの交流を描く。
ブラビは男のわたしからみてもかっこいい。
確かタイタニックのちょい前に放映して結構評判が良かった。
タイタニックが凄すぎて忘れ去られたね。

 C 1973 セルピコ

アル・パチーノ。
腐敗する警察社会に反抗する正義感溢れる警官をアル・パチーノを演じる。
アル・パチーノの油ののっている時期の作品。
これは実話である。

 D 1996 戦火の勇気

メグ・ライアン、デンゼル・ワシントン
シリアスなメグはイマイチ(痛々しい)。彼女にシリアスは似合わない。
黒沢明の「羅生門」のカバー。
「羅生門」ほど難解ではないが。

 A 1992 セント・オブ・ウーマン/夢の香り

1992年アカデミー主演男優賞(アル・パチーノ)
アル・パチーノ、クリス・オドネル
アル・パチーノが盲目の元軍人役で大学生の青年とのヒューマンドラマのロードムービー。

アル・パチーノがいい、とてもとてもいい。
頑固なおっさんやらせたらピカ一だ。
アル・パチーノの出演作品ではこれが一番面白い。

 B 1957 戦場にかける橋

1957年度アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞(アレックス・ギネス)
アレックス・ギネス、早川雪洲

早川雪洲がは非情な日本人軍人として好演、助演男優賞ノミネート。
日本軍が捕虜のイギリス人に戦争に使用する橋を作らせるという話だ。
これも名高い名作である。

 C 1967 卒業

1967年度アカデミー監督賞
ダスティ・ホフマン、キャサリン・ロス、アン・バンクロフト
ラスト・シーンのダスティ・ホフマンが花嫁をさらって行くシーンは有名。
しかしダスティ・ホフマン演じるベンはその前にキャサリン・ロス演じるエレーヌにヒドイことしているんだ。
ラストシーンだけが一人歩きしているね。
サイモンとガーファンクルの歌がいい。
サイモンとガーファンクルの歌を聞くとグッチ裕三と紫門ふみを思い出す。


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 B 1984 ターミネーター

アーノルド・シュワルツネッガー、リンダ・ハミルトン
ターミネーター1はシュワルツネッガーが悪役。
2では彼がが有名になった悪役をイヤがっていいものになってしまった。
シュワちゃん悪役のほうがいいって。
1のほうがどんなにやっつけてもって死なないという恐さというかしつこさがあってよかった。
2のほうが世間の評価が高いようだが・・・。

 A 1952 第三の男

ジョセフ・コットン、オーソン・ウェルズ
サスペンス映画として評価が高い。
暗闇の路地裏に車のライトが当たって映し出された死んだはずのオーソン・ウェルズの顔が・・・。
演出の素晴らしさとオーソン・ウェルズの存在感と表情と演技。
映画史に残る名シーンである。ゾクッっとくるよう。

 B 1997 タイタニック

アカデミー作品賞、監督賞
レオナルド・デカプリオ、ケイト・ウィンスレット
アカデミー11部門授賞はベン・ハーに並ぶ最多授賞。
観客動員数は史上最多。
実際に起こった豪華客船タイタニック号の沈没を描く。
日本でも今迄南極物語が持つ最多観客動員数記録をもののけ姫が大幅に破ったその年になんとさらに大幅にタイタニックが破った。
これでディカプリオが大人気(もともと人気あったけどさらに大人気)
乗客が逃げ惑う中、演奏を続けた演奏隊にも涙を誘う。
なぜ演奏を続けたかわかるか?パニックになっている乗客を心を落ち着かせるなのだ。
わたしはわからなかった。

 A 1963 大脱走

スティーブ・マックイーン、ジェームズ・ガーナー
第二次世界大戦でドイツ軍の収容所にとらえられた連合軍の捕虜が集団脱走を計画する。
捕虜たちの計画や統率が見事で感心してしまう。
歴史に残る名作である。
スティーブ・マックイーンがかっこいいんだよ。

 B 1988 ダイ・ハード

ブルース・ウイリスを一気に全国区にお仕上げた巻き込まれしきアクション映画。
非番の刑事がテロリストのテロに巻き込まれ、一人でそこらへんにある道具で孤軍奮闘。
ホーム・アローンおっさん版。
お笑いありのアクション、純粋に楽しめる映画。

 A 1954 ダイヤルMを廻せ

アルフレッド・ヒッチコック監督
レイ・ミランド、グリース・ケリー
わたしは彼の作品の中で一番いい出来だと思う。
他の作品は実験的というかヒッチコックの奇抜なアイデアって感じがありありだけど、本作は本格派推理映画だ。
見事って程のストーリー。
ラストシーンでは「あぁ〜なるほどね〜」と感動したもの。
最近マイケル・ダグラス主演でリメイク。

 C 1943 誰が為に鐘は鳴る

アカデミー助演女優賞(カティナ・バクシヌー)
ゲーリー・クーパー、イングリッド・バークマン。
当時人気絶頂の二人が主演。
イングリッド・バークマンはやはりきれいだ。
ヘミングウェイの原作。 スペイン内乱でアメリカ軍人のゲーリー・クーパーがゲリラ活動を行うジプシー軍団と行動を共にする。
そこにいた娘のイングリッド・バークマンと恋をする。
戦争映画というよりは甘い甘いメロドラマになっている。メロメロドラマだね。

 C 1976 タクシー・ドライバー

カンヌ映画祭グランプリ
ロバート・デニーロの代表作。
ジョディ・フォスターが B 14才の娼婦役でアガデミー助演女優賞ノミネート。
少女の演技ではなかった。色っぺ〜。

 C 1975 タワーリング・イン・フェルノ

スティーヴ・マックイーン、ポール・ニューマン
ビル火災のパニックモノの映画。
スティーヴ・マックイーン、ポール・ニューマンと似た感じのかっこいい男優だが、スティーブ・マックイーンのほうがかっこいいぞ。

 B 1990 ダンス・ウィズ・ウルブズ

アカデミー作品賞、監督賞
ケビン・コスナー、ケリー・マクギリス
ケビン・コスナー主演監督作品。
インディアンの交流を描いた作品。
タイトルは「狼と踊る男」というそのまんまの動作がインディアンでは名前になり、その主人公を称したもの。
ケリー・マクギリスは「拳を握って立つ女」である。

 C 1996 ダンデス・ピーク

ピアーズ・ブロスナン、リンダ・ハミルトン
火山の溶岩がドロドロ流れるパニックもの。
おばあちゃんのあのシーンで涙があふれでたね。
ラストシーンはあれで終わり?って感じがしないでもない。

 D 1982 チャタレイ夫人の恋人

シルビア・クリステル、ニコラス・クレイ
官能的である。
チャタレイ夫人は美人である。
ダンナが戦争で不具者になり、他の男と寝ることを薦めるところは「奇跡の海」に通じる。(こっちが先かな?)

 B 1940 チャップリンの独裁者

チャップリンのトーキー映画。
チャップリンはドイツの独裁者である”アドルフ・ヒットラー」と同い年(しかも誕生日が4日違い)である。
チャップリン初のトーキーでラストシーンで思いっきりヒットラーの批判をしている。
作中チャップリンはヒットラーになりすまし、思いっきりおちょくり、しかも批判している。
6分もの独壇上の饒舌にはアメリカ政府はド肝を抜かれたそうだ。
戦時中にこのような作品を発表するということに驚愕。

 C 1947 チャップリンの殺人狂時代

チャップリンのトーキー映画。
例の放浪紳士姿ではなく、ほとんど素顔で演じている。
裕福な女性と結婚しては殺害し、遺産を受け取るという殺人鬼をサラリと演じる。
「戦争で100人殺したら英雄なのに・・・」という有名なセリフで終わる。
ここでも戦争を風刺している。

 D 1973 追憶

バーバラ・ストレイサンド、ロバート・レッドフォード
バーバラ・ストレイサンドは田中真紀子に似ているよなぁ。
本作で政治活動を行っている。

 B 1987 月の輝く夜

アカデミー主演女優賞(シェール)、助演女優賞(オリンポス・デュカキス)
シェール、オリンポス・ディカキス 、ニコラス・ケイジ
37才のシェールがプロポーズされた。その婚約者に頼まれて弟に会いに行くことに。
地味ながらも落ち着いた大人のコメディ。

 D 1978 ディア・ハンター

アカデミー作品賞、監督賞、助演男優賞(クリストファー・ウォーケン)
マイケル・チミノ監督
ロバード・デニーロ、メリル・ストリープ、クリストファー・ウォーケン
アメリカ最大の汚点、ベトナム戦争を描いた作品。
ロシアン・ルーレットを使い、戦時中の狂気を描く。
ちょっとダレるか。

 B 1995 デッドマン・ウォーキング

アカデミー女優賞(スーザン・サランドン)
死刑囚(ショー・ペン)を励ますブン屋(スーザン・サランドン)の話。
理解する心情がそのうち・・・。
地味ながらも心打つ作品。

 B 1991 テルマ&ルイーズ

スーザン・サランドン、ジーナ・デイビス
女性二人による「俺たちに明日はない」
ピカレスクな女性二人の犯罪ロードムービー。
ブレイク前のブラビが出ている。

 A 1945 天井桟敷の人々

アルレッティ、ジャン=ルイ・バロー
フランス映画。
これが戦時中に作られた映画か?と思えるほどの完成度の高さ。
天井桟敷とは演劇場の観客の安い席。天井すれすれのところの客席のこと。
数人の登場人物が重厚に演じられ、見事な人間ドラマを展開している。
フランス映画の古典かつ名作。

 D 1993 逃亡者

アカデミー助演男優賞(トミー・リー・ジョーンズ)
主役はハリソン・フォードで冤罪の医者。
無実の罪を着せられたハリソン・フォードが刑事のトミー・リー・ジョーンズからひたすら逃亡するという話。

 B 1972 時計じかけのオレンジ

スタンリー・キューブリック監督の代表作。 マルカム・マクダウェル
「2001年宇宙の旅」がポジティブな近未来というのに対し、本作はネガティブな近未来。
暴力的なぶっとんだ若者の暴走を描く。
オイラはこっちのほうが好み。

 C 1959 年上の女

イヤな男です。
年上の女と火遊びをしつつ、金持ちの女に逆玉をねらう田舎出身のイヤな男の話です。

 C 1982 トップガン

トム・クルーズ、ケリー・マクギリス、ヴァル・キルマー、メグ・ライアン
トム・クルーズの出世作。
パイロット版「愛と青春の旅立ち」
空軍の協力を得て、空撮映像は見事なものに。
でも映画館でみないとね。

 C 1963 トム・ジョーンズの華麗な冒険

アカデミー作品賞
アカデミー監督賞
アカデミー脚色賞
資産家の家のベットに捨てられていた捨て子のトム・ジョーンズのお話。
その子どもは立派な好色な青年と育つ。
ラストシーンに疑問。
捨て子という出自から、ラストシーンで素性が明かされるのだが、それより大団円へと流れていく。
それほどに出自というものは重要なのか?
その手の平返しに疑問。
人間はかわらんだろうに。

 B 1971 ドラゴン怒りの鉄拳

ドラゴン危機一発、ドラゴンへの道に比べ、結構アクションシーン以外も見れるようになってきた。

 C 1971 ドラゴン危機一発

ブルース・リーのアクションシーンはすばらしい。
それ以外はしょーもないコントのようなシナリオにしょーもない演技。

 C 1972 ドラゴンへの道

ドラゴン危機一発よりはまぁまぁになってきた。 アクションシーンはすごい。

 C 1963 鳥

ヒッチコック監督。
意味なく鳥に襲われるサスペンスというよりはパニックもの。
ものすごい数の鳥が襲ってきて、その数に気持ちが悪くなるよ。
迫力満点です。


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 C 1955 七年目の浮気

ビリーワイルダー監督とマリリン・モンロー
マリリン・モンローの有名なコメディ。
クーラーが一般化していない時の話。
妻子が旅行中の男のところへ色っぽい婦人が訪れクーラーのある部屋に居させてくれという。
妄想癖のある男の浮気の虫が疼く。
色っぽいモンローを見たいならこっち、かわいいモンローが見たいなら「お熱いのがお好き」のほうへ。

 C 1990 ニキータ

リュック・ベンソン監督。
警察殺しの不良少女が警察の手先のヒットマンになる。
リュック・ベンソンなのでジャン・レノが出ている。
凛々しい女性はいいのう。

 D 1968 2001年宇宙の旅

もう2001年になってしまったなぁ。
宇宙の旅はまだまだ先だね。
難解といわれつつも評価はずば抜けて高い。
わたしには分からなかった。
イメージでしかないので、つまらん人にはとことんつまらん映画。
キューブリックの逆の近未来SFとして「時計じかけのオレンジ」のほうが好き。

 C 1976 ネットワーク

アカデミー主演男優賞(ピーター・フィンチ)
アカデミー主演女優賞(フェイ・ダナウェー)
アカデミー脚本賞
ニュース番組の低視聴率挽回のため、生放送中に自殺予告をしたアナウンサーの話で
それ以降、その番組の視聴率はうなぎ上りになる。
視聴率第一のテレビ業界を皮肉った作品に仕上がっている。
ピーター・フィンチはアカデミー受賞式の二ヶ月前に急死しておりピーター・フィンチ夫人がオスカーを受け取った。

 D 1995 ノートルダムの鐘

ディズニーアニメ。
ノートルダムのせむし男。

 C 1999 ノッティングヒルの恋

ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント
今や旬のジュリア・ロバーツのロマンティックコメディー。
油の乗り切っている時期の作品である。
ヒュー・グラントもいい、あの垂れ目の甘いマスクはたまらんち。
ジュリア・ロバーツが大女優役でフツーのサエない男役ヒュー・グラントのラブコメディ。


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 A 1996 バウンド

ジーナ・ガーション、ジェニファー・ティリー
レズシーンが話題になったようだが、良質のサスペンスになっている。

ジーナ・ガーションが特によい。かっこいい、ステキ、しびれる。
あの妖艶な顔は、このような退屈よりは危険を選ぶ悪女の役がよく似合う。
この映画でわたしはジーナ・ガーションにほれてしまった。
あの目が、あの官能的なめくれた口元が〜。

 A 1989 バグダット・カフェ

マリアンネ・ゼーゲブレヒト
ダンナと旅行中にケンカ別れした太った中年女が、あるさびれたモーテルに居着く。
ちょっとおせっかいなだけのホントにただのオバさんなのだが、モーテルと喫茶店を経営する黒人一家に接近し、その喫茶店が繁盛していく。

出演者も有名な人はいないのだが、ほのぼのとしたハートフルな佳作として仕上がっている。
時間の経過とともに、その変化していくさまの表現がうまい。クスリとさせる。
黒人一家の一人一人が太った中年女性に心を許して行くところや、
喫茶店がどんどん繁盛していくところや、
自称俳優の中年男が主人公の中年女性を絵のモデルにして絵を書くんだけど、そのポーズとかが
時とともに変化(エスカレート)していくところがニヤリとさせる面白さ。

 C 1986 ハスラー2

1961のハスラーの続編。
1と2では実に25年もの開きがある。
2でポール・ニューマンとトム・クルーズコンビ。
ポール・ニューマンは2でアカデミー主演男優賞を授賞。
ポール・ニューマンはかっこいい。ジブい。ああいう60代になりたいのう。
ハスラー2は日本にビリヤードの一代ブームを呼び起こした。
一時期ホントにプールバーばっかり出来たからね。
それはカラオケボックスに変わったけど。

ブームの火付け役はハスラー2であり、何といってもトム・クルーズの弾けた演技だったのだろう。

 C 1956 八十日間世界一周

アカデミー作品賞
デビッド・ニーブン、シャーリー・マクレーン
オールスターキャスト
イギリス紳士が世界一周を80日で出来るかと賭けをして、世界一周をするというお話。
主人公が気球で世界各国を飛び回る。
日本にも立ちよるよ。
無名時代のシャーリー・マクレーンが出演している。

 D 2001 初恋のきた道

めちゃくちゃ感動するって話だったけど「そおかぁ?」という感じ。
中国の映画で少女が先生に恋するという話だが、なんであんなに好きになったのかがわからないし、
うまくいったところがかかれてないからどこで感動していいかわからん。
それにあのばあさんの若いころっていう先入観が・・・

 A 1986 バック・トゥ・ザ・フューチャー

マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド
バック・トゥ・ザ・フューチャー三部作の一作目。
一作目が一番おもしろい。
タイム・トラベラーものは数あれどこれが一番。

ラストシーンの”to be continue”も笑える。
純粋に「あーおもしろかった」と見終えるよね。
まとまっているし、おもしろい。
映画は娯楽だなというのであれば、これぞ映画だ。

 A 1948 ハムレット

アカデミー作品賞、主演男優賞(ローレンス・オリビエ)
主演、監督はローレンス・オリビエ
シェークスピア作品で映画化されたものは数多いが、これが一番重厚で見ごたえあり。

 S 1994 パルプ・フィクション

1994年アカデミー脚本賞
使われる安いパルプ紙で作られる雑誌という意味。
奇才クエンティン・タランティーノ監督の最高傑作。
彼の作品はどれもクセがあるのだが、これだけはズバ抜けて面白い。
オムニバス形式なのだが、個々の話が他のストーリーとオーバーラップして展開する。
セリフの言い回しがまたいい。
なんでもないアメリカ的無駄話をああも面白く演出するなんて。
アカデミー作品賞にもノミネートされている。
ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン、ブルース・ウイリス、クリストファー・ウォーケンと派手かつクセのあるキャスト。
キャストよしストーリーよし笑いよし、テンポある犯罪ドラマ。

 B 1997 ビーン

ローワン・アトキンソン
イギリスのテレビ、Mr.ビーンより映画化。
来日し一代ブームとなった。
単にビーン扮するローワン・アトキンソンの表情がおもしろいだけ。
無気味という意見もあるのだが。
子供向けのコメディである。

 A 1993 ピアノ・レッスン

1993年アカデミー主演女優賞(ホリー・ハンター)、助演女優賞(アンナ・パキン)
オーストラリア映画。
ホリー・ハンター、アンナ・パキン、ハーベイ・カイテル

ピアノだけをよりどころにしている言葉を失った女性の情念を官能的に演じる。
助演女優賞のアンナ・パキンは主演の言葉を失った主人公(ホリー・ハンター)の娘役。

 B 1988 ビック

トム・ハンクス
小学生低学年くらいの子供が「大人になりたい」と遊園地のヘンな銅像にお願いをすると、本当に大人(トム・ハンクス)になってしまうというコメディ。
おもちゃ会社に勤めるのだが、子供の感性で仕事が成功してしまう。
トム・ハンクスの童顔ならではのはまり役。
ベットシーンがある。子供なんだからHのやり方は知らんだろう!
と思った。オラは知らなかった。

 B 1991 羊たちの沈黙

アカデミー作品賞
アカデミー監督賞
アカデミー主演男優賞(アンソニー・ポプキンス)
アカデミー主演男優賞(ジュディ・フォスター)
アカデミー脚色賞

アカデミー主要5部門を独占したのは「或る夜の出来事」、「カッコーの巣の上で」に続く快挙である。
猟奇的サイコスリラーのミステリー小説の映画化。
なんと言っても精神科医師で猟奇殺人鬼のハンニバル・レクター役のアンソニー・ポプキンスの演技がお見事。
FBI訓練生のジュディと猟奇殺人鬼のアンソニー・ポプキンスジュディとの牢屋越しの対決は寒気が起こる迫力!!
連続殺人者のバッファロービルの存在がかすむ程。

 A 1996 秘密と嘘

カンヌ映画祭グランプリ
イギリスの映画
黒人の若い女性が私生児なのだが、興信所に母親を探してもらう。
なんと母親は白人だった。二人は出会い、最初は戸惑いつつも・・・。
地味ながらハートフルなヒューマンドラマ。
おすすめ。

 C 1996 ファーゴ

アカデミー主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)
雪深い田舎で起こった偽装殺人事件を妊婦婦警が捜査する作品。
イマイチ。

 C 1990 フィールド・オブ・ドリームス

ケヴィン・コスナー
「あれを作れば彼がやってくる」
神のお告げを信じとうもろこし畑を潰して野球場を作ってしまった。
大リーグのシューレス・ジョーを知っているとより楽しめる。(つーか、オラは知らん)
ファンタジーもの。
結局あの声は?と思いつつもエンディングロールのテロップに注目するべし。

 B 1996 フィフス・エレメント

ブルース・ウイリス、ミラ・ジョヴィヴィッチ
リュック・ベンソン監督
SF映画。
タイトルは5つめの要素という意味。
細部に渡りクスリと笑わせる演出がよい。

リュック・ベンソン監督はミラ・ジョヴィヴィッチを自分の女にしてその後彼女主演で「ジャンヌ・ダルク」を撮った。

 D 1993 フィラデルフィア

アカデミー主演男優賞(トム・ハンクス)
エイズにおかされたトム・ハンクスが病気が理由で会社を解雇されたことは不当だと裁判で告訴するという話。
しかし、モーホー役では・・・。

 C 1997 フェイク

アル・パチーノ、ジョニー・デップ
サエないマフィアのアル・パチーノにその弟分のジョニー・デップ。
アル・パチーノのサエなさと空回りするイキがり方にアル・パチーノファンのわたしは物足りなく思う。

 A 1997 フェイス/オフ

ジョン・ウー監督
ジョン・トラボルタ、ニコラス・ケイジ、ジーナ・ガーション
手術により顔を入れ返わったジョン・トラボルタとニコラス・ケイジ。
悪役ジョン・トラボルタは抜群。
ジョン・トラボルタの濃い〜顔とくどい演技は悪役が似合う。
善玉は似合わん。
ジョン・ウーの得意の二丁拳銃、ストップモーション、ハトの三点セットはもちろん出ている。

 E 1998 ブエノスアイレス

トニー・レオンのどうしようもなく激しいモーホーの映画。
気色悪くなります。
内容がないよう。

 B 1995 フォースルーム

鬼才クエンティン・タランティーノ監督
ティム・ロス
ティム・ロス扮するホテルマンが四つの部屋の奇妙な客人に次々に巻き込まれる。
タランティーノっぽさが出ていてなかなかよろしい。

 B 1994 フォレスト・ガンプ/一期一会

アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞。
頭の少し弱い主人公フォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)の波瀾万丈な人生をアメリカの現代史に重ねて描く。
人間万事塞翁が馬ということだ。「ガープの世界」っぽい。

この年のアカデミー作品賞ノミネートの「パルフ・フィクション」「ショーシャンクの空に」を押さえてのオスカー授賞。
オイラは「パルフ・フィクション」や「ショーシャンクの空に」のほうが好きだけど。

 B 1980 普通の人々

アカデミー作品賞、監督賞、助演女優賞(ティモシー・ハットン)
ドナルド・サザーランド、ティモシー・ハットン
ロバート・レッドフォードが出演せずに監督。
ある一家の優秀な長男を不慮の事故で亡くした後の家族を描いた作品。
あまり優秀でな弟が残り、家族が苦悩するという話である。
ロバート・レッドフォード初監督で期待されつつも、意外に地味な設定と言われている。
確かによくある話だ。

 A 1998 プライベート・ライアン

アカデミー監督賞
スティーブン・スピルバーク監督
トム・ハンクス、マット・デイモン
ライアン二等兵という意味だ。マット・デイモンがプライベート・ライアンである。
第二次世界大戦、上層部の命令でライアン二等兵を呼び戻せの命令を受けたトム・ハンクス、理由は明かされず理不尽なこの命令に何人もの部下が命を落とす。
冒頭30分にも渡る超リアルな戦闘シーンは血は吹き出る、手足はふっとぶ、腸ははみ出るとスプラッタ並み。
本当の戦争はこんななんだろうなと思わせる。
スピルバークがアカデミー賞を取りに来た作品。
で見事監督賞だもん、「あざとい」言われようがさすがだ。
素晴らしい作品だ。

 B 1998 ブラック&ホワイト

ジーナ・ガージョン
ジーナならではのクセのある女刑事役。
色っぽいぞ。
単なる警察モノに終わらず、それなりのミステリーになっている。
やっぱりジーナはいいよなぁ。

 B 1989 ブラック・レイン

マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシア、高倉健、松田優作
松田優作の遺作として有名。
ガンに侵されていながら、映画出演を選んだとか。
ハリウッド映画で大阪ロケ敢行。
松田優作はそのヤクザのはねっかえり。言わば悪役のメインだが、危機迫る演技にハリウッド界で大絶賛を受ける。
日本側の刑事は高倉健、アメリカ側がマイケル・ダグラスの方が主役なのだが、完全に食ってしまった。
他の出演者としてガッツ石松や若山富三郎らが。

 S 1979 ブリキの太鼓

1979年度アカデミー外国映画賞
ドイツの映画。
ナチス統治下のポーランドが舞台。
大人の汚さをみた3才の子供が大人になるのを否定し、成長するのをやめてしまった。
子供の視点から大人の世界を描いたというだけでなく、エロチックさや気色悪さを含めたすばらしい作品。
これはおもしろいよ。おすすめ。

 B 1991 プリティ・ウーマン

リチャード・ギア、ジュリア・ロバーツ
ジュリア・ロバーツの出世作。
娼婦のジュリア・ロバーツが純粋な中年エリートビジネスマンに見染められるアッメリカン・ドリームもの。
この時のジュデア・ロバーツが一番かわいかった。
今や大スターになっちゃってるけど、魔法使いのおばあさんっぽい顔しているよね。(そう思わん?)
リチャード・ギア、ジュリア・ロバーツのコンビ復活とか言って、最近で「プリティ・ブライド」があったけど、作品的にどうなんだかね。
リチャード・ギアは当時はセクシーな男優(この意味もわからんが)と言われていたが、今や初老だよね。

 C 1982 ブレードランナー

ハリソン・フォード主演。
未来SF。
暴走したアンドロイドを摘発する警察官をハリソン・フォードが演じる。
ロボットの悲哀さも織り交ぜつつ。

 B 1995 ブレイブハート

アカデミー作品賞
アカデミー監督賞
メル・ギブソンが監督、主演。
13世紀のスコットランド独立のために戦った実在する英雄ウィリアム・ウォレストのお話。

 D 1994 ブロードウェイと銃弾

アカデミー助演女優賞(ダイアン・ウィースト)
ウディ・アレン監督。
ブロードウェイを舞台としたコメディ。

 A 1974 ペーパー・ムーン

アカデミー助演女優賞(テイタム・オニール)
ライアン・オニール、テイタム・オニール
ライアン・オニール、テイタム・オニールは実の親子。
ケチな詐欺師が昔関係を持った女の葬式に出席し、ひょんなことからその子供を親戚の家まで送るハメに。
おっさんと子供で素晴らしいコンビネーションで道中サギを行うロードムービー。
子役のテイタムの方が一枚も上手なサギだったりする。
テイタム・オニールは最年少のアカデミー助演女優賞を授賞。
子憎たらしい演技がまたかわいいのだ。
テイタムの存在にケチな詐欺師も観客もラスト・シーンでは心を寄せてしまうのだ。

わたしが今迄見た映画の子役の中では、本作のテイタムが最高だ。
テイタム・オニールはテニスのジョン・マッケンローと結婚。(後に離婚)

 B 1998 ベリー・バット・ウエディング

キャメロン・ディアス、クリスチャン・スレーター
キャメロン・ディアスが出ているという理由だけで見た。
タイトルが似ているので「ベスト・フレンド・ウエディング」っぽいコメディだろうと思っていた。
ところがいきなり15禁だし、暴力シーンが結構出てくるし、キャメロン・ディアスは全然主役っぽくないしでオイラの想像と全然違った。
と言うか、だからこそ面白かった。
この話はおもしろーい、暴力的で先が読めない。
なんといってもラストシーンがいい。
こりゃー15禁だわ、と思った。
こういう映画好きだわ。
ひねくれ好みだ。

 S 1959 ベン・ハー

アカデミー作品賞、監督賞
アカデミー主演男優賞(チャールトン・ヘストン)
アカデミー助演男優賞(ヒュー・グリフィス)
タイタニックと並び最多の11部門のオスカーが受賞されたスペクタクル史劇の大傑作。
英雄ベン・ハーの波瀾の半生を大迫力で描く。
コロッセオでの馬車競争のシーンはまさに大迫力。そこの部分だけでも見る価値ありすぎ。
この時代にこれだけの迫力シーンが描けるとはただただ脱帽。
マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の第二部のジョジョとワムウの決闘シーンはこれを流用しているのだよ。

 B 1999 ボーイズ・ドント・クライ

アカデミー主演女優賞(ヒラリー・スワンク)
性一致障害の女性をヒラリー・スワンクが熱演。
前知識がなければホントに女性とは思えないほどの好演。
オスカーも納得。

 B 1972 ボギー!俺も男だ

ウディ・アレン脚本主演
ウディ・アレンの当時の恋人であるダイアン・キートンも出演。

「カサブランカ」のボキーに憧れるサエない男が主人公。
何かっているとボギーの幻が現れ、ウッディ・アレンにダンディにアドバイスを送る。
ボギーの幻役のそっくりさんは顔は暗くて見えないが、声がクリソツ。
本家「カサブランカ」を見た後で本作を見るべし。

 D 1959 北北西に進路を取れ

ヒッチコック監督、主演ケリー・グラント。
巻き込まれ式ジェットコースターサスペンス映画。
展開が早くて目が回るぞ。

 D 1982 ボディガード

ケビン・コスナー、ホイットニー・ヒューストン
ホイットニーが有名な歌手役で誰かに狙われているとかで、護衛役にケビン・コスナー。
劇中のケビン・コスナーはなぜか日本びいき。
ホイットニーを連れ出して見た映画が黒沢明の「用人棒」。
日本人バーのお店の名前がなぜか「あたし」(店の名前だろ、なんだそりゃ?)


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 B 1996 マーズ・アタック

ジャック・ニコルソン、マイケル・J・フォックス、ピアーズ・ブロズナン、
ナタリー・ポートマン、ロッド・スタイガー
まさにオールスターキャスト。
ストーリーは脳みそむき出しの火星人が地球を大暴れするナンセンスSF。

 C 1955 マーティ

アカデミー作品賞
アカデミー監督賞
サエない34才の男が主人公でサエない恋のサエない話である。
34才の主人公は兄弟が結婚してしまい、母親だけでなくお店(肉屋経営)のお客さんまで「結婚しろ」と心配されるサエなさ。
34才とはそういう年なのか?
むろむろさんもそのくらいの年だが・・・。
面白いといえば面白いが、話としてはサエない話、とてもとても地味である。
コメディとしては中途半端。
アカデミー作品賞をとるほどではない。

 A 1988 マイライフ・アズ・ア・ドック

ゴールデングローブ外国映画賞
犬のようなぼくの人生ということ。
少年が親戚の家に預けられたひと夏をノスタルジックに描く。
ボーイッシュな女の子とふれあうシーンがある。そこが名シーン。
ボーイッシュな女の子っていいよね。ぼくぁ好きだなぁ。
おすすめ。

 B 1967 招かれざる客

アカデミー主演女優賞(キャサリン・ヘップバーン)
シドニー・ポアチエの脂に乗っているころの作品。
初の全国区の黒人俳優であるシドニー・ポアチエだが、(黒人で主演賞をとったのは後にも先にも彼だけ)優等生の役しか演じない。
本作もそうだが、非の打ち所のない紳士を演じる。
もっとギラギラしたハングリーな役ってやってないよね。
そこが同類の評価がイマイチの理由らしいけど。

ご多分漏れず、本作も人種差別をテーマにした作品である。
娘が恋人を連れて来た。その恋人は黒人だった。
彼は知性も職業も完璧な人間だった。
そのときの娘の親のうろたえぶりを描く。

 B 1931 街の灯

チャップリンのサイレント映画。
盲目の少女のために働く放浪紳士。
笑いの中にちょっぴりせつなさが。
最後の「You?」がたまらん。

 B 1970 M★A★S★H

ドナルド・サザーランド
朝鮮戦争の軍医部隊の舞台に描くブラックコメディ。
戦争を舞台にォィォィと突っ込みたくなるようなブラックである。

 C 1951 見知らぬ乗客

ヒッチコック監督。
電車で知り合った男と冗談でお互いの女房を殺害しようじゃないかと口約束する。
主人公の男は冗談だと思ったのだが、本当に女房が殺害されてしまう。
ストーカーじみたブキミな男がコワイ。

 B 1995 ミッション・イン・ポッシブル

トム・クルーズ、エマニュエル・ベアール、ジャン・レノ
トム・クルーズ主演で制作にもかかわる。
スパイ大作戦。
どんでん返しのどんでん返しでちょっとややこしい。
お色気なし、ちょっと娯楽性に欠ける。
テーマ曲もヒット。

 C 1985 ミツバチのささやき

アナ・トレント
詩的な作品。
主人公の少女が非常にかわいい。
むろむろのロリータの血が大騒ぎする。
詩的過ぎてストーリーはちょっと掴みにくい。
アナのかわいさを見る映画だ。
ロリロリ〜。

 C 1958 めまい

ヒッチコック監督。
ジェームズ・スチュアート
高所恐怖症の元刑事のジェームズ・スチュアートは友人に友人の妻を監視するように頼まれる。
ヒッチコック作品としてはイマイチだと思った。

 A 1998 メリーに首ったけ

キャメロン・ディアス、マット・ディロン
キャメロン・ディアスの魅力たっぷりのラブコメディー。
下ネタもありそれなりのコメディーに仕上がっている。
彼女笑顔にわたしもメロメロ。

 B 1997 メン・イン・ブラック

ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ
確か正月映画で、ウィル・スミスは昨年はID4で二年連続で宇宙人退治だったような。
地球には無数の宇宙人がいて地球人と共存している・・・という設定。
宇宙人のSFXはかなりおもしろい。さすがハリウッドである。
最大の敵があのゴキブリの宇宙人ではラストやや弱い。

 B 1973 燃えよドラゴン

ブルース・リーの作品でこれのみハリウッド映画。
これが一番評価が高い。
ブルースリーのカンフーがちょっと足りなくもったいないかな。

 C 1936 モダン・タイムス

チャップリンのサイレント映画。
笑いの中にピリリと風刺があるのが彼の特徴。
工場のオートメーションを題材にしている。


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 C 1972 屋根の上のバイオリン弾き

日本では森繁がミュージカルしているね。

家族愛を中心にある程度のコメディを織り交ぜたミュージカル。
ユダヤ民族であり、その地を追われるところも描かれている。
重厚さを感じる壮大なる作品。

 C 1995 ユージュアル・サツベクツ

アカデミー助演男優賞(ケビン・スペイシー)
足の不自由な詐欺師をケビン・スペイシーが好演。
サスペンス味たっぷりのクライム映画。
難解故、気を引き締めて見るべし。

 D 1992 許されざる者

アカデミー作品賞、監督賞、助演男優賞(ジーン・ハックマン)
クリント・イーストウッド、ジーン・ハックマン、モーガン・フリーマン
クリント・イーストウッドが主演監督。
最後の西部劇なのだそうだ。
老ガンマンのクリント・イーストウッドがしぶい。

 D 1967 夜の大捜査線

アカデミー作品賞、主演男優賞(ロッド・スタイガー)
ロッド・スタイガー、シドニー・ポアチエ
刑事もの。
シドニー・ポアチエ出演作はどうしても黒人差別問題が絡む。
地方で初めての殺人事件ということで、上から優秀な刑事(シドニー・ポアチエ)の協力を仰げと指示されつつも、黒人ということで素直に協力を仰げない、頑固な警部をロッド・スタイガーが演じる。


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 C 1998 ライフ・イズ・ビューティフル

アカデミー主演男優賞(ロベルト・ベニーニ)
アカデミー外国語賞
「人生というものは美しい」のだそうだ。
悲惨なアウシュビッツを明るく描きすぎて軽くなってしまった。
最後はホロリともこなかった。

 B 1952 ライム・ライト

チャップリンの最後のほうの作品である。
かつての栄光を引きずる、今は埋もれた老コメディアンの悲哀を描く。
まさに当時のチャップリンそのもの。
最後に死に行く主人公はチャップリン作品で唯一。
巨匠チャップリンの最後の作品にふさわしい出来に仕上がっている。

 C 1954 略奪された七人の花嫁

コメディでありミュージカル。
むさい山男の長男のところに嫁に来た若い娘と7人の山男のお話。
6人の義弟のために女性の扱い方を教える。
コメディとしても笑わせるしミュージカルとしてもよい出来である。
ほのぼのとした安心して見る事の出来る作品。

 B 1988 レインマン

アカデミー作品賞、監督賞、男優賞(ダスティ・ホフマン)
自閉症の兄(ダスティ・ホフマン)に遊び人の弟(トム・クルーズ)。
弟は兄を出し抜いて金をせびり取ろうとするが、旅を続けるうちに心を通わせてしまう。
ロードムービーでありヒューマンドラマである。

 A 1994 レオン

リュック・ベンソン監督
ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲーリー・オールドマン
「グロリア」をモチーフにおばさんー男の子からおっさんー女の子に置き変えて描く。
ちょっぴり恋愛を加味しているところもグロリアとは違う。
なんといってもネタリー・ポートマンの演技だ。
あんなに色っぽい目つきの少女を見たことがない。
ぞくぞくするよう。

 C 1993 レザボア・ドックス

ハーヴィ・カイテル
鬼才クェンティン・タランティーノの出世作。
犯罪劇の中に無駄話を折り混ぜる。
タランティーノを見るなら「パルプ・フィクション」を。

 B 1940 レベッカ

アカデミー作品賞
アフルレッド・ヒッチコック監督のサスペンス。
イギリスからハリウッドに渡ったヒッチコックの第一作目。
主人公の娘が大富豪の男と結婚する。
彼の屋敷は幽霊屋敷のようで、事故死した前妻の影にヒロインは振り回させる。
事故死した前妻の名がレベッカ、この名前は物語の中盤にやっと出てくる。
そのレベッカの事故死のなぞについて、ヒロイン同様、観客も振り回される。
前半はダレっぽさが感じられるが、中盤以降はすっかり引き込まれる。
白黒の古臭い映画であるが、見事なサスペンスに仕上がっている。

 A 1997 恋愛小説家

アカデミー主演男優賞(ジャック・ニコルソン)、主演女優賞(ヘレン・ハント)
ジャック・ニコルソンが偏屈で皮肉屋の恋愛小説家を押さえた演技で演じる。
やっぱりジャック・ニコルソンはうまいね。
ヘレンはちょっと気の強いシングルマザー。
大人のラブコメディで安心して見てられる。
気を張らずに見る事が出来る。

 B 1948 ロープ

アルフレッド・ヒッチコック監督 ジェームス・スチュアード
最初から最後まで1カットもないという映画。
ヒッチコックの実験的作品。
登場人物にカメラが追う、スポットのあたる登場人物が入れ代わり立ち代わりし、カメラはそれを追って行く。
見事な演出、見事なカメラ割り、ヒッチコックの実験的作品の中では抜群。
実験は成功だったが、サスペンスとしてはちょっと物足りないかな。

 D 1996 ロミオ&ジュリエット

レオナルド・ディカプリオ、クレア・ディーンズ
シェークスピアの名作。
シャーク団やジェット団のいさかいがいまいち書ききれてない。
ウエスト・サイド物語のほうがマシ。
ディカプリオが見たい人だけが見る映画。

 B 1962 ロリータ

スタンリー・キューブリック監督
ジェームズ・メイスン
ロリコンの語源ともなったこの映画。
ロリータはこの映画の主人公の少女の名前。
中年男性がその少女に恋をするっていうお話である。


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 B 1988 私の中のもうひとりの私

ウディ・アレン監督。
主人公の中年女性は「グロリア」のジーナ・ローランズ。
ウディ・アレン監督らしからぬ、少々ジミでおふざけも少ない。

 A 1946 我等の生涯の最良の年

アカデミー作品賞
アカデミー監督賞(ウィリアム・ワイラー)
アカデミー助演男優賞(フレドリック・マーチ)
アカデミー助演男優助演賞(ハロルド・ラッセル)
アカデミー脚色賞

まさに戦後のアメリカ映画。 3人の復員兵の社会復帰を描く。 一人は結婚して20日で徴兵した男。 一人は結婚20年で息子と娘がいる典型的なアメリカ一家の銀行員。(フレドリック・マーチ) 一人は恋人がいる若者なのだが、戦争で両手を失い義手の男。(ハロルド・ラッセル) この主人公の三人の男の仕事へ家庭へ恋愛への復帰の苦悩を描く。
ハロルド・ラッセルはホントの傷痍軍人で実際に義手であり俳優ではなく素人である。
彼を起用したことでリアルさが増している。
重苦しいテーマでありながら、暗さ悲惨さはない。
3時間近い長さでありながらダレ場なく楽しめる良質の作品である。




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